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April 27, 2005

№10 健康回復のロングステイ

 (Mさん夫妻のケース) 

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その1
 Mさん(92歳)は、明治44年、島根県益田市に生まれ。定年後、娘さん夫婦が住む大阪市に転居し、夫婦二人で暮らしていた。その後再就職していたが82歳でリタイアした。
 30年間住んでいた大阪を離れて、2002年11月よりバンコクでロングステイを始める。奥さん(86歳)を同伴して、娘さん夫婦と二世代同居の生活である。BTS(スカイトレイン)プロンポン駅に程近く、スクムビット通りからすぐのコンドミニアム住まいである。コンドミニアムは、3ベッドルームの250㎡、親子二世代で暮らすには十分な広さである。日本人の住民も多く、生活情報や分からないことも教えてもらえるそうである。敷地内には、プールがあるほか、花や木々の緑が多く、蝶や鳥、リスも遊びにやって来る静かな環境である。

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ロングステイを実行した経緯
 高齢にもかかわらず、タイでロングステイを実行した第一の理由は、奥さんの持病である心臓病の療養のためである。日本の冬の寒さは、奥さんの心臓病に悪く体調が優れなかった。まだ体力があるうちに暖かいところで転地療養すれば、夫婦ともに長寿がまっとうできると考え、奥さんに対する愛情から勇気を出して決断した。アジアのなかでは、医療や食べ物などの点で安心して高齢者が生活できる国ということで、タイを滞在先に選んだという。つまり「老後は、暖かいアジアが住みやすくて健康にもよい」との考えからである。

ロングステイの現在の状況
 高齢のMさん夫妻にとっては、海外旅行の経験もなく初めての海外での生活であった。そのため、日本を離れる前は、遠い海外まで行って果たして心臓は大丈夫だろうかと心配や不安を感じた。しかし、これまでの4ヶ月間のバンコク滞在で、医者や心臓病の薬も要らなくなるほど奥さんが健康を回復した。奥さんが元気になったことが、ロングステイをして最も良かったことであるという。
 今では、バンコクの生活にも慣れて、Mさん夫妻ともに体調が良くなり、ロングステイをエンジョイしている。タイの食物が口に合い、特にフルーツがおいしく気に入っていて、食生活にも心配がない。Mさん氏は、毎日近所を散歩したり、コンドミニアム内のプールで週2,3回泳いだりして過ごしている。デコボコの多い道は、一見高齢者には危険なようだが、注意して歩くので、かえってボケ防止によいらしい。プールではいつも25mを5回ほど泳いでいる。泳ぎ過ぎて周囲から止められるほどの元気さで、92歳とは思えないはつらつさとした姿である。さらに、Mさん氏は好奇心からタイ語の文字を書きはじめ、タイ語を勉強する努力家でもある。


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