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May 24, 2005

№37 新しい自分さがしのロングステイ

04073112


 Mさん(60歳)は専業主婦で、ヨーロッパ在住のひとり息子がいる。控えめで上品な女性というのが、Mさんの第一印象である。離婚した後、2年半前に福岡県内より福岡市に引っ越しして、現在ひとり暮らしをしている。

 これまでタイには、通算7,8回訪れていて、1ヶ月間のロングステイを3回経験している。これまでの旅行先は、台湾、香港、フィリピン、タイ、シンガポール、インドネシアのアジア各国を始め、グアム、アメリカ(カルフォルニア)、オーストラリア、ニュージーランド、そしてヨーロッパと海外旅行の経験は豊富である。
 食べ物が美味しいこと、フレンドリーなタイ人が好きであり、何よりも“肌が合う”ことが、タイをロングステイ先として選んだ理由である。

 ロングステイのきっかけは、3年前にガンになり、命が救われたことである。「わたしは、石橋を叩いても渡らないタイプなので、それまでの人生の何割かは損していると思います」とMさん。現在は亡くなっているが両親と同居し、親戚や近所にも、何かと気を遣い、周りの目を気にしていたという。大病を患い、もう少し遅かったら命がなかった。そう思うと、「生き方を変えたい、これまでの自分とは違う“新しい自分”を発見したい」と強く感じたという。
 
 意識して新しいことを始めたかった。自分で自分を後押ししないと行動できない気がしたので、退院した翌日には、まだ痛む体をおして、家さがしに福岡市を訪れた。それが転居の理由である。誰にも相談せずに住居を決めて、周りには事後報告であった。
 一人住まいをしてみると、しがらみがなくなり、周りに気を遣わなくてよくなった。気が楽になったという。福岡への転居が、これまで自分を絡めていた生活から解放させた。そこで健康なうちにという想いで、好きなタイでロングステイを始めることを決心した。
 Mさんにとって、ガンに罹ったことが、まさに「生き方を転回させる」きっかけになり、人生の転機となったのである。

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