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June 18, 2005

№62 素敵なシニアカップル その2

今後のロングステイの予定
 NZ(ニュージーランド)とタイで、それぞれ半年ずつロングステイすることが、理想的と考えている。日本には確定申告のために、年度末に1週間くらい帰国する程度になろう。
 「NZでは語学学校で日本語を(有料)、タイではボランティアでやりたい。」また、「タイでは、音楽をとおした国際交流、ジャズミュージシャンの交流ができたら素敵なことである。そのような交流の機会やチャンスがあったらいいですね」と、Hさんは非常に生き生きとした表情を浮かべられた。
 お話しの最後に、NZやタイという新しい環境で、 「自分たちの新しい人生を再構築したい」というHさんの言葉が、非常に印象的であった。


インタビューの感想
 韓国くらいしか海外旅行の経験がないYさんが、なぜロングステイを実行したのだろうか? 「子どもさんたちが反対しませんでしたか」という問いに対しては、「ロングステイをすると決めてから、話しましたから」という答えが返ってきた。このインタビューは、ほとんどHさんひとりから伺ったものであり、Yさんは正式な夫婦ではないという遠慮からか、取材の最後に挨拶したくらいである。
 Yさんは、典型的な日本女性といった控えめな印象の方である。今回の取材では、Yさんがロングステイを実行した詳しい理由は、聞けずじまいのままである。その理由は、事実婚という形で、高齢期の男女が、日本の地域社会で同居生活を継続することに抵抗があったのではないだろうか。
 親族や近隣など周囲の目を気にしたり、気を遣ったりするよりも、日本から離れた海外の生活環境の方が、心安らかに自分たちの生活ができると考えられたのではないだろうか。「自分たちの新しい人生を再構築したい」という言葉が、そう物語っているように思われた。もしそうだとしたら、シニアの再婚というライフステージで、ロングステイを人生の選択肢として選んだ新しい事例といえるでしょう。

 また、Hさんには国際交流やボランティアへの意欲があった。地元との交流やボランティアの紹介システム・プログラムがあれば、ロングステイの目的や生きがい支援になるものと考えられる。この点で、定年後の男性の経験や技術を活かすロングステイ・プログラムがないため、その必要性が強く実感された。この問題については、ロングステイの大きな課題である。

 なお、お二人は、現在チェンマイをタイの生活拠点として、NZのロトルアと交互にロングステイをしていらっしゃいます。

04073110

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