№73 魅力的なタイシルク
タイシルクは、タイの伝統的な製品であり、魅力的なものです。タイシルクを世界的に有名にしたのが、アメリカ人のジム・トンプソンです。彼は、タイの素朴な家内製品であったものを洗練されたエスニックな商品として、母国へ紹介し注目を浴びたのです。
ジム・トンプソンは、現在のCIAに所属する軍人でしたが、タイシルクに目をつけ、ビジネスとして成功を収めたのです。現在でもタイシルクといえば、ジム・トンプソンというくらいの地位を確保しています。しかし、彼はマレーシアのキャメロン・ハイランドに滞在中、行方不明になり謎の失踪を遂げています。ミステリアスな話ですね。
タイシルクは、タイのショッピングの大きな楽しみでもあります。ジム・トンプソンのような高級品からナイトマーケットや夜店で売っている手頃なもの(中には粗悪品も)まで、多種多様です。値段もピンからキリまであって、ネクタイ、スカーフ、服やドレスの生地、クッションカバー、ポーチなどの小物からバックに至るまで、多くのアイテムが揃っています。
ジム・トンプソンが高級店といっても、ルイ・ヴィトンやエルメスのように高額でなく、求めやすい価格で販売されています。ネクタイやスカーフは1000バーツ(3000円)前後から、3000バーツくらいでお洒落なバッグを求めることができます。鮮やかな花柄や定番の象のデザインは、タイらしくオリジナリティーがあって素敵なものです。お土産としてもたいへん喜ばれることでしょう。
一方、ナイトマーケットやお土産店などでは、手頃なシルク製品があふれています。最近では、高級店よりもナイトマーケットを廻って“掘り出し物”を探すことが多くなりました。安くて気に入ったものを探す楽しみが、あるのかもしれません。特にネクタイは、500円前後で買えるので何本か買って帰ります。安いので汚れたりするのを気にせずに締めることができます。定番の象のプリントが入った物から好きな柄を選んでいます。
もうひとつは、クッションカバーを自宅用、お土産用として買います。いろいろな色合い、デザインがあるので、きっと気に入ったものが見つかるでしょう。
好みの商品が置いてあるお店を探すのもショッピングの醍醐味かもしれません。普段、買い物が嫌いなわたしにもそう思えます。


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