№88 ウィークエンド・マーケット
何でも売っているバンコク最大の市場、それは「ウィークエンド・マーケット」でしょう。その名の通り、毎週土・日曜の2日間だけ開催されます。BTSの終点モーチット駅から歩いてすぐ、バンコク名物の巨大マーケットで、1万以上の店があるといわれています。地下鉄カンペンペット駅からも行けます。
朝9時頃からオープンしていて、夜は7時頃まで、夏のシーズンは夜12時まで営業しているそうです。
「ウィークエンド・マーケット」の第一印象は、とにかく“暑い”ことと“人が多い”ことです。それは、わたしの場合すぐに疲れることを意味します(誰でもそうですかね?)。
それでもどんな物が売っているのか興味津々で、「暑い暑い」と言いながら、つい歩いてしまいます。衣料・雑貨、陶器、籐製品、食料品、骨董品、仏具、日用品、軍の放出品、たくさんの種類のペットまで、とにかくありとあらゆる物が売っています。
また、あまりの広さに迷子になりやすいというか、方向感覚が麻痺してしまいがちです。soi(通り)毎にブロック分けがしてありますから、ガイドブックなどの地図を見ながら廻った方が無難かもしれません。直射日光を避けるつもりで建物の内側の通路を歩くと、それはそれで狭い迷路のような通路を時には行き交う人とぶつかりながら進みます。あっちに行ったりこっちに行ったりするうちに、だんだん方向感覚を失います。そんな時は、一度建物の外へ出て現在の位置を確認した方がいいでしょう。
何を買うのでもなくブラブラしますが、面白いのはペット売り場でしょうか。鮮やかな鳥や熱帯魚・金魚、犬・猫は当然として、サルや名前も知らないような小動物、両生類や爬虫類などなど・・・・・
まあ見ているだけでも飽きません。しかし、昨今の鳥インフルエンザの心理的影響で、闘鶏用の鶏売り場エリアには入りませんでした。大丈夫でしょうが、好奇心もほどほどにというところです。
広大な敷地に無数ともいえるほどの店舗の数です。ゆっくり見て廻ってその中の気に入った店に戻って買おうなんていうのは、大きな間違いというものでしょう。いいなと思ったらその場で値段交渉して、即決で買うべきでしょう。とても元の店へ戻ろうなんていうのは、ほとんど現実的ではありませんし、そんなことをしていたら疲れ切ってしまいます。
あなたは、“即決派”それとも“じっくり派”? ここに限っては“即決派”でいきましょう!
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