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August 03, 2005

№108 ドゥアン・プラティープ財団

     アユタヤにて
03032511

 「ドゥアン・プラティープ財団」は、バンコク・クロントイ地区のスラム街で活動するNGOである。その概観を同財団のパンフレットより紹介したいと思います。

「ドゥアン・プラティープ財団」の設立
 プラティープ・ウンソンタム・秦(後に日本人の秦氏と結婚)さんは、1952年クロントイ地区のスラムに生まれ、6歳の頃から路上で物売りとして働き始めました。
 1968年(当時16歳)、「教育こそが生活を大きく変える原動力」との思いから、自宅で「1日1バーツ学校」(託児所)を開設しました。 やがて「1日1バーツ学校」にやってくる子どもを通して、スラムが抱える社会問題を浮き彫りにし、その問題に取り組んできた。
 1978年には「アジアのノーベル賞」と呼ばれるラモン・マグサイサイ賞を受賞し、その賞金を基にスラムの人びとの生活改善を目指す「ドゥアン・プラティープ財団」を設立した。


同財団の活動内容
 ドゥアン・プラティープ財団は、5つの活動分野で22のプロジェクトについて活動を行なっています。
① 教育分野
  経済的な理由だけで教育をうける機会を失っている子どもたちを対象にした「教育里親制度」がある。こうした子どもたちの教育費を支援するスポンサーを募り、就学希望の子どもたちの高校・大学の進学を支援しています。
 その他にも、難聴児教育、幼稚園の運営、童話などの読み聞かせをする「おはなしキャラバン」などがある。

② 健康分野
 給食サービスを提供するための給食施設を整え、栄養不足の子どもたちへの「給食プログラム」がある。また、エイズ感染者とその家族への精神的援助を中心とした「エイズプロジェクト」活動も行なっている。

③ 社会福祉
 スラムの高齢者への食事、読経、体操などの活動、障害者には障害者手帳の交付や松葉杖や車イスを支給している。
 また、 「クロントイ生活協同組合」を設立し、スラム住民に対する組合員の積み立て金による借金対策と職業確保の活動を行なっている。

④ 人材育成
 家庭内暴力や親の愛情不足、スラムの社会的圧力から自信を失い、麻薬や犯罪を逃げ道を求めてしまった青少年たちを立ち直せる「生き直しの学校」プロジェクトがある。

⑤ 人命・財産の防止対策
 スラム街で多発する火災の予防対策として、4台の中古消防車を贈呈し消防隊が結成されている。

 このように、プラティープ・ウンソンタム・秦さんを中心に活動している「ドゥアン・プラティープ財団」。今回のバンコク滞在中に、訪問する予定です。

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