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August 12, 2005

№115 「団塊の世代」とロングステイ その4

 エレファント・キャンプ(チェンマイ)にて
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 「彼らが日経新聞を捨てた朝」(加藤 仁)より 同じく文藝春秋 2005年4月号に掲載された記事の中から、ロングステイに関する内容を紹介しましょう。
 
 団塊の世代は、60歳以降の人生をどのようにして送るのか。「定年が楽しみ」という団塊の世代の男性が、実に85.4%もいるという調査結果もある(2004年8月、博報堂エルダービジネス推進室調べ)。筆者だけでなく、わたしも意外な感じがします。
 存分に仕事をやりとげたというよりも、完全燃焼ではなく定年後はビジネスではない土俵でリターンマッチを展開しようとする人たちも多いのではないかと、筆者は理解しています。 このことを裏付けるように回答者の半数以上が、「ビジネスから離れ、のんびりと自分の世界を楽しみたい」と脱・背広をしているといいます。

 現時点で、団塊サラリーマンは、定年に向けてどのような一歩を踏み出そうとしているのか、いくつか例を挙げていますが、そのひとつを見てみましょう。
 「定年後にじっくりと海外旅行をしたい」と通信機器メーカーに勤めるサラリーマン。ただし、名所旧跡のつまみ食いをするようなパッケージツアーではなく、長期滞在して現地の生活も体験したいということで、インターネットから情報を収集している。
 ロングステイ財団主催のセミナー参加者の平均年齢が、以前の63歳から今年から突然、58歳に下がっているという。団塊の世代のロングステイに対する関心の高さが伺える。

 これまで多くの定年退職者のインタビューをしてきた筆者は、次のように書いています。
「定年後、仕事をするにせよ、遊ぶにせよ、学ぶにせよ、奉仕するにせよ、大切なのはそうした営みを自分にふさわしくカスタマイズ(最適化)していくことであると、みなさんに教えられました」。
 長期滞在型の旅行(ロングステイ)にしても、各人各様のカスタマイズ化が進み、後続世代からも共感が得られるようなモデルが生まれたら、新しい余暇文化が生まれるでしょう。

 最後に、先輩である数多くの定年退職者を取材して、筆者が知らされたのは、 「定年後こそ、その人の底力が問われる」ということであると締め括っています。
 

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