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August 26, 2005

№129 ゾウに乗って王様気分 その2

その2
 自然のままの山間部を巡る、人が歩ける程度の狭いコースをゆっくりと歩きます。初めは緊張していましたが、目線の高さとそのゆっくりとした大きな揺れに慣れてくると、少しずつ落ち着いてきました。だんだん周りの景色を見たり、カメラを手にして写真を撮る余裕で出てきました。
  「ブーンペン」は、いつも道端の草を食べては立ち止まり、立ち止まっては食べます。その度にゾウ使いにちゃんと歩くよう、ゾウの調教用の棒「コー」を耳の根元に当てながら指示します。「コー」は、木製の柄に先端にカギ型の金属がついた長さ40~50cmほどの棒です。
 雨が多い山間の道はぬかるんで、ゾウの足跡がくっきりとついていて、その深さは30センチにもなっています。よく見るとその足跡は、全く同じ場所についていることに気づきました。つまり、たくさんのゾウが同じコースを歩くのですが、どのゾウも同じ足跡を歩いているのです。 体の大きさが違っていても、同じ位置に足を置いて歩いているのですからスゴイです。

   同じ位置についたゾウの足跡
IMG_0356


 大半の観光客は、午前中のショーを観ていますので、山道を歩いているのは、わたしが乗っている「ブーンペン」だけです。1時間の間、前後に一度も他のゾウを見ませんでしたから、ゆったりと優雅な気分の山歩きとなりました。
 少し雨に降られながら、鳥の声しか聞こえない静かな自然林の中をゆったりと歩きます。山道を登り、そして下ります。 途中ゾウ使いさんが、ゾウの頭から降りて、わたしの写真を撮ってくれます。調教用の「コー」を持たせてもらい、ゾウの鼻を上げたポーズまでしてくれるサービスまでしてくれました。 「星になった少年」で見た「コー」はずっしりと重く、その重さの分だけ夭折した主人公「哲夢」を思い出して感慨も深くなりました。この時だけは王様ではなく、「ゾウ使い」の気分でなかなかです。

   ポーズを取ってくれるブーンペン
IMG_0362

 登りは座席の背もたれに寄りかかって、まさに王様気分なのですが、下りになると途端にお尻が前にずり下がってきて、しっかり手すりを持っていないと危なく座席から落ちそうになります。とてもカメラを手に持っていられません。
 最後は川の中を歩きます。ワイルドな気分は、もう最高潮です。「ブーンペン」は、歩きながら水を飲んでいたのは言うまでもありません。
 
 ゆったり、ゆっくりした満足度120%の1時間でした。今度は、もっとワイルドなコースを歩くというエレファント・キャンプに行ってみよう!

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