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September 18, 2005

№152 「自分らしい人生」を実感するロングステイ

    自宅でくつろぐ澤井夫妻
04072712

 澤井理恵子さんのケース 
 2003年3月のインタビューから

 澤井理恵子さん(63歳)は、先に紹介したMさん夫妻の娘さんである。理恵子さんは専業主婦で、すでに子どもは独立し大阪市内に夫婦二人で住んでいた。ご主人の澤井勇さん(66歳)は、関西の電鉄会社に長年勤務していたが、定年を迎えて現在はリタイアしている。2002年11月より、バンコクにて両親のMさん夫妻と二世代同居で長期滞在を始める。

ロングステイに至った経緯
 バンコクでのロングステイを実行した第一の理由は、母親のマキ子さん(故人・仮名)の療養目的と、温暖なタイで両親に長生きしてもらいたいという思いからである。両親ともに高齢であり要介護になった場合、タイで介護をする予定であった。
 そして一番大きな理由としては、10年来香港に在住している息子の智幸さん(仮名)から、日本よりもアジアは住みやすく健康に良いからと強く勧められたことである。
 そもそも理恵子さんにとって、15年ほど前、智幸さんのアメリカ人の友人が、澤井家にホームステイしたことがきっかけになっている。その智幸さんの友人と言葉が通じなくても心と心の交流ができ、「家族の絆や愛情」を教えてもらった。そういう経験をとおして、物事に対する視野が広がったという。新しい価値観や人生観が生まれてきたことが遠因となり、ロングステイという新しいライフスタイルへの関心につながっているそうである。

ロングステイの状況
 長期滞在が4ヶ月経過した現在、マキ子さんの健康が回復するにつれてバンコクでの生活も落ち着いてきた。これまで澤井さん夫婦は、旅行で一度タイに来たことはあったものの、日本を離れる前はタイに知り合いもなく不安であった。しかし、両親が健康を取り戻した姿を見て、ロングステイ用のビザに切り替え、今ではタイに永住する心づもりである。
 ロングステイ用のビザの手続きが煩雑なこともあり観光ビザで入国したが、佐藤氏(ロングステイに関するコンサルティング会社の代表)が、ビザの変更手続きから生活上の困ったことまでフォローしてくれるので非常に安心である。 現地の生活に慣れるまでは支援をしてくれる人が必要であるという。佐藤氏のような存在があって支援してくれることが、長期滞在を安心して続けられる理由のひとつになっている。

 タイに生活してみて、ロングステイに対する理想と現実のギャップは少ない。それは佐藤氏の支援によって不安なことや心配がなくなり、安心して生活できるからだろう。物価が安いこと、人が穏やかでのんびりしているので、日本人を歓迎してくれること、そして暖かい気候などの点でタイの生活に満足している。物価が安いため、生活費は二組の夫婦の年金で賄えているそうだ。特に暖かいお陰で、冬の時期に困っていた手荒れがなくなり、肌のしわも気にならなくなったという。女性の悩みに予期していなかった効果もあって、温暖な気候に感謝している。

つづく

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Comments

バンコクからこんにちは!
私の両親もリタイアメント生活をタイで
すごしていましたので、娘の私も
ついていってしまいました…。
日本食もおいしいし、天気も暑いけど
(寒いよりはすごしやすい)タイはとても住みやすい国ですね。
TBさせていただきました。

Posted by: ロタ | September 27, 2005 at 02:20 PM

はじめまして。
私は今、チェンマイ大に留学している京都精華大学三回生の武冨雅子と申します。
個人の研究テーマとして、ロングステイをされている日本人の年金生活者の方にお話を伺ったりしているのですが、もし、こんな素敵な生活をしている!など、お話をお聞かせいただける方いらっしゃったらご連絡いただけないでしょうか?
チェンマイはとっても素敵で住みやすい土地だと、私自身も感じております・

Posted by: まさ | October 12, 2005 at 03:39 PM

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Tracked on September 27, 2005 at 02:19 PM

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