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September 28, 2005

№162 名取さんの講演会を聴いて

 大きな菩提樹の木 チェンライにて
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 名取美和さんは、チェンマイにあるHIV(エイズ)感染施設「バーンロムサイ」の代表です。
8月下旬に福岡で名取さんの講演会があったので、その話からタイでの生活、活動を紹介したいと思います。
また、9月20日の西日本新聞に名取さんのインタビュー記事が出ていましたので、これも参考にしています。

  「バーンロムサイ」とは、 “ガジュマルの木の下の家”という意味です。タイでは、ガジュマルのような大きな木には神様が宿ると信じられていて、子どもたちが安心して暮らせるようにとの思いから名付けられています。
 1999年に設立された「バーンロムサイ」は、HIVに母子感染した孤児たちの生活施設です。ここは施設でも孤児院でもなく、子どもたちの“実家”であり、「大きな家族として生きる」ことが、名取さんの理念なのです。 2005年現在、2歳から14歳まで30人の子どもたちが、主に日本からの企業の支援や個人の寄付などを受けて生活しています。

 子どもたちは、スタッフやボランティアと自然の中でのびのびと遊んだり絵を描いたりして暮らしています。HIV孤児というとかわいそうなイメージを持ちがちですが、明るく元気に生活しています。 その一方で、毎日発症を抑える薬を飲まなければなりません。これまでに10人の子どもがエイズを発症し、幼い命が奪われましたが、現在では抗HIV療法が進みこの治療を続けていけば、元気に生活していけるようになっています。 それでも薬は一生飲み続けないといけないのです。

 子どもたちが成長し、将来の自立を目指して、いろいろなことを学んでいます。これまで200人近い日本からのボランティアの協力も得て、積極的に教育に取り組んでいるそうです。
 夏休みを利用したお寺での修行、日本語や英語教室、裁縫、絵画、陶芸、コンピューター教室など、子どもたちの個性を大切にしながら育て、自立できるように支援しています。

バーンロムサイのHP
http://www.banromsai.jp/

 つづく

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