№166 チェンマイのナイトバザール
チェンマイといえばナイトバザールが有名です。夕方になるとチェンマイのチャンクラン通り沿いに多くの屋台が並び始め、あたりが暗くなるのと反対に屋台の裸電球の明かりが、その輝きを増してきます。 この目抜き通り沿いに、少数民族の民芸品やみやげ物からコピー商品までいろいろな物が売られています。
道路の両側にぎっしりと屋台が立ち並び、狭い通路を買い物客が肩と肩をこするようにして行き交います。手をつないで歩かないと迷子になりそうな賑わいです。 これに物売りや山岳民族の民族衣装を着たアカ族の人たちが、声を掛けてきますから一層前に進めません。
福岡の筥崎神社には、9月に放生会(ほうじょうえ)という祭りがありますが、門前に多くの屋台が並びます。これをぐっと圧縮して猥雑にした感じなのです。 これだけの人ごみですから迷子にならないこと、スリや盗難には注意しないといけません。
目の前を通り過ぎる屋台に次から次へと目移りしてしまいます。目当てなくそぞろ歩きだけでも楽しい雰囲気です。欲しいものが見つかったら、早速交渉してみましょう。
自分なりに買ってもいい値段を決めておいて、商品の値段の5、6割から交渉開始です。自分の予算まで下がれば交渉成立ですが、あまり粘らずにさっと交渉した方が、案外上手くいくようです。 自分の予算まで下がらない時は、あきらめて他の店を当たったほうがいいでしょう。たくさんの店がありますから、気に入った商品がきっと見つかります。
この夜は、海賊版CDを買いました。バンコク同様1枚100バーツ(約300円)です。ノラ・ジョーンズのベストアルバムとハワイのミュージシャン、ジャック・ジャクソンのセカンドアルバムの2枚です。 若い店番にこれをくれというと、「ちょっと待って」と何処へやらいなくなり、なかなか帰ってきません。屋台に並べているのは大半見本のようで、他の仲間の屋台へ調達に行ったらしいのです。
待つ間、お客の白人と話しました。「何処から来た?」と聞くとドイツ人とのこと。「ジャク・ジャクソン知ってる? なかなかいいよ」とお互い片言の英語でコミュニケーションです。
タイのチェンマイのナイトバザールで、偶然居合わせた日本人とドイツ人が話をする。少数民族の売り子さんもいるエスニックなナイトバザール、でも意外にインターナショナルなのかもしれません。


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