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October 06, 2005

№170 スラム街のNGO その2

プーケットで被災した子どもの津波の絵
20050804_dscf0052

その2

プラティープ財団の活動内容
 バンコク最大のスラム街、クロントイ地区での財団の活動は、スラムの子どもたちの教育を通した支援活動です。財団では22ものプロジェクトを行なっていますが、5つの活動分野に分類されます。
①教育分野 ②健康分野 ③社会福祉分野 ④人材育成 ⑤人命・財産の防止対策 の分野です。
 教育分野では、「教育里親制度」、幼稚園の運営、難聴児教育、おはなしキャラバンなどがあり、とりわけ「教育里親制度」はその活動の代表的なものです。

「教育里親制度」について
 スラムには、経済的な理由だけで教育を受ける機会を失い、将来の可能性まで摘み取られる子どもたちが大勢います。教育里親制度では、こうした子どもたちの教育費を支援するスポンサー(支援者)を募り、勉強したい子どもたちの希望に応じて高校や大学の進学を支援しています。 現在、毎年2000人以上もの子どもたちに教育奨学金を支給しているそうです。
その他の活動
 健康分野の「給食プログラム」にも力を入れています。栄養不足の幼稚園の子どもたちに、給食のために調理施設を整備して、栄養バランスのとれた食事を提供しています。 また、他の幼稚園の栄養指導や豆乳の配布を行なって、家庭での食事の重要性に関心を持ってもらうのに役立っているそうです。
 ユニークな活動としては、 「生き直しの学校」のプロジェクトがあります。「生き直しの学校」は、家庭内暴力や親の愛情不足、スラムの社会的圧力から自信を失い、麻薬や犯罪に逃げ場を求めてしまった青少年たちを更生させる施設です。
 青少年はタイ南部・チュンポン県に、さらに深刻な子どもや低年齢児はカンチャナブリに学校を開いて、豊かな自然と家庭的な雰囲気のもとで過ごしているそうです。

 次週につづく

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