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October 30, 2005

№194 ジム・トンプソンの家

緑がいっぱいのジム・トンプソンの家
03032611

 「タイのシルク王」といわれるジム・トンプソンの家がバンコク市内にあって公開されています。BTSのナショナル・スタジアム駅から徒歩約5分のところにあります。 BTSの駅を降りてゲストハウスが多い通り歩いていくと、セーンセーブ運河沿いの静かな住宅街の一画に建っています。

 入場料100バーツ(約300円)を支払って入ると、日本語を話せるガイドさんが定期的に案内してくれます。きれいなシルクの民族衣装を着た若い女性が30分ほど説明しながら、屋敷の中を案内してくれます。
 この家はジム・トンプソンが、1967年にマレーシアのキャメロン・ハイランドで失踪するまで、実際に住んでいた家です。アユタヤなどに建っていたタイの民家をそっくり移築して、この場所に暮らしていたのです。
 当時の彼の生活ぶりが、今でも伝わってきます。高級な調度品から国宝クラスの美術品まで蒐集品が数多く、それだけでも一見の価値があります。ちょっとした博物館といえるでしょう。分かりやすい日本語の案内で、そのいわれや歴史がよく理解できます。
 一通りの案内が終わると、自由に敷地内を見学できます。何棟かの建物にも展示品が並べられていますし、カフェやオリジナル・シルクのショップもありますから、ゆっくりとできます。

 ガイドさんの案内が終わって2階のバルコニーから緑豊かな庭を眺めていると、大都市バンコクの中心地にいることを忘れてしまいそうです。ガイドさんは、しばらくそこに残っていろいろな質問ににこやかに答えてくれます。だいたい日本語を勉強している学生さんのようです。日本語の勉強を兼ねてのアルバイトだそうです。ですからこちらから話しかけると、きちんと説明してくれますし、彼女たちも日本人と話せる機会ということで喜んでくれます。
 こちらもタイの慣習や生活のことを日本語で質問できるので、理解が深まります。ツアーのガイドさんと話をするのとは、またちょっと違う感じです。

 ここは非常に静かな所ですが、時々運河を走る水上バスのけたたましいエンジン音が響いてきます。どうかすると運河沿いの民家から夫婦が激しく言い争っている声や子どもの泣き声が聞こえてきたりもします。 タイ語が分かれば夫婦喧嘩の内容が分かるのですが。この喧騒と敷地内の静かな雰囲気が奇妙なコントラストになって、何だかアジアだなと思わされてしまいます。

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