№195 タイの道路は高速道路?
タイの道路事情は大変よく、地方へ行っても道路は整備されています。東南アジアの中でもタイが最も道路が整備されていると聞きます。首都バンコクの一般道路は、ひどい渋滞で世界的に有名ですが、空港と市内を結ぶ高速道路網があり快適に走ることができて便利です。
タイには、日本のように全国に張り巡らされた高速道路はないようです。しかし、地方の一般道路は、日本の高速道路並みに立派なものです。
チェンマイからチェンライへ、そしてメコン川まで車をチャーターしましたが、一般道路を100㎞以上のスピードで走ります。 どの車も同じようなスピードで走っていますから、制限速度はないのかもしれません。
チェンマイ郊外の道路は3車線あり、日本のインターチェンジのような立体交差もあります。直線部分を見渡すとまるで空港の滑走路のようです。その気になれば軽飛行機くらいは離発着できるかもしれません。その上、信号機も少ないので高速道路並みにノンストップで飛ばせるのです。ですから1時間走れば100㎞進めることになります。これはもう高速道路そのものです。
チェンライでは、きれいに手入れた植栽を持つ中央分離帯をはさんで片側2車線の立派な道路が続きます。この中央分離帯にはいろいろな花や木が植えられ剪定されていて、見る者の目を和ませてくれます。 ここでもどの車も100㎞位の高速で飛ばしていきます。
日本の道路と比べると平坦地が多いせいか、直線区間が多いように感じられます。直線となると、とことんまっすぐな道路なのです。日本では平坦地の道路でも、わざといくらかカーブを持たせていると聞きます。単調な直線道路だと眠気に誘われて、交通事故を起こしやすいからです。
タイの交通事故の状況はどうなのでしょうか? 居眠り運転による事故が多いような気がします。 また、荷台に数人の人を乗せて走っているトラックをよく見かけましたので、事故の危険性はさらに高くなるでしょう。
バンコク市内の道路を除くと、地方の一般道路が高速道路の機能を持っている訳で、別に高速道路を建設する必要がない設計になっているのでしょう。車の数が少ないこともあるでしょうが、非常に合理的な考え方です。
地方の道路を走ってみると、タイを旅行する場合、鉄道よりも車の方が便利だということがよく分かります。


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