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November 16, 2005

№211 大学院で生涯学習 その2

     安立先生と学生たち
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その2
 では、具体的な大学院への進学の方法です。
 大学院は、社会人の入学枠がなくても進学できます。一般の学生と同じに受験すればよいのです。社会人枠というのは、一般の学生とは別枠で社会人にための入学枠を設けているだけなのです。

 まず第一に、自分が研究したい問題関心は何かということです。自分の身近なことでも結構ですし、興味や関心があって、あきらめずに続けられるテーマです。 「何を研究したいのか、何を発見したいのか」をはっきりさせることが、最も大切なことです。

 第二に、「何を研究したいのか」がはっきりしたら、自分のテーマに近い研究をしている先生や研究室を調べましょう。大学に資料請求してもいいですしインターネットでも調べられます。 見つかったら研究室を一度、訪問してみることです。大学院を直接受験しても、そのまま受け入れてくれることは期待できませんので、先生との事前の面談は不可欠です。
 わたしも安立先生に直接電話して挨拶に伺いました。そして自分の問題関心や研究したいことを話をして、研究室の研究テーマに合うのかを確認しなければなりません。 また大学院の雰囲気や先生の人柄も分かるでしょう。そうして進学したい大学院を決めていくのです。

 第三に、受験する大学院が決まったら、研究したいテーマを研究計画書にまとめていきます。 この研究計画書こそが、大学院進学の鍵を握っているのです。自分のテーマを社会学なら社会学の枠組みに当てはまる計画書にしていきます。 研究テーマがしっかりしていて軸がぶれない、学問領域に沿った研究計画を作成できるかが、合否のポイントになるといってもいいでしょう。
 きちんとした研究テーマを持っていて、修士論文を書き上げる能力と強い意志があるのだろうか、ということなのです。必ずしも英語や専門試験の学力だけで判定されるのではないのです。

 わたしが進学した安立研究室は、介護や福祉に取り組むNPOや病院でのボランティア活動、そして高齢社会の研究が主なテーマです。 大学から進学する学生、中国・台湾などからの留学生、社会人学生が、研究室の共同研究を行ったり自分にテーマに取り組んでいます。
 安立研究室のホームページに進学に関する情報がありますので、参考にしてください。

 アドバイスとしては、小さな一歩、ちょっとした一歩から始めることです。“行動することが大切だ”とロングステイを実行している方から教えられました。 ちょっとした一歩を踏み出せるか、踏み出せないか、それが人生を生きる上で大きな違いになると思うのです。まずできることから始めてみるのです。

 大学院は、広く社会人や社会に開かれています。自分がやってみたいテーマがあったら、気軽に大学院の扉を叩いてみましょう。


 安立清史研究室(九州大学大学院 人間環境学府)
  http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/~adachi/ 

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