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November 28, 2005

№223 団塊世代の定年後を考える

   チェンマイのナイトバザール
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 戦後のベビーブーム時代に生まれ、2007年から大量の定年退職が始まる「団塊の世代」。その生き方を見つめようというセミナーが、北九州市でスタートした、という11月21日付けの西日本新聞の記事を紹介しましょう。

 会社という縦社会で長年突っ走ってきた世代の人たちが、定年に伴う喪失感をどう克服し、家庭や地域に「居場所」をどう見つけるか。 このセミナーは、事前の意識改革を勧めて「軟着陸」を目指す試みといえる。
 セミナーは、団塊の世代と前後の年代を対象に市立生涯学習総合センターが主催し、来年2月までの計10回。 大学教授やボランティア関係者、社会保険労務士などが講師になり、①地域でのコミュニケーション ②趣味・特技を活かした仲間づくり ③家庭でできる健康プログラム ④生活設計、などを話し合う。
 
 受講者は35人。このうち肝心の男性は14人と、いまひとつ少ない。 小倉南区の山本国丸さん(57)は、管理職で定年は2年半後。「会社組織の人間として幅広く付き合ってきたつもりだが定年後は別。 地域の人たちと目線を一緒にし、溶け込んでいけるか不安がある」と明かす。これといった趣味はなく、「生きがいを見つける足掛かりにもしたい」という。

 上下関係が支配する会社に属し、競争原理の中で長年生きてきたサラリーマンにとって、日々の暮らしを根底にした横社会である地域は、異質といえる世界。 肩書意識が抜けきれず、価値観の転換が図れなければ、定年後を過ごす場所として居心地はよくないだろう。
 そうした事例は既に先輩世代に見られる。だが逆に、数が多い団塊の世代は地域づくりを担う原動力になり得るという意見もある、といっています。

 また、福岡市博多区でも定年退職後の生き方を考える「アクティブ・シニア支援講座」が、開かれている。 この講座も、高齢者に長年培った経験や技術を地域活動やボランティアに生かすなど、はつらつとした日々を過ごしてもらうのが狙いである。

 このように2007年問題といわれる団塊の世代の定年を控え、各自治体も定年男性の受け入れと、地域社会の活性化に力を入れ始めている。

 ところで、開講に先立つ新聞記事の求めに応じて、実は北九州市に対してこのセミナーの内容や講師の申し込みをしていました。地域活動の参考事例として古賀市の「えんがわくらぶ」や、定年後の生き方探しとしてのロングステイの紹介などを提案していたのです。 しかし、残念ながら北九州市からは何の返事も来ませんでした。
 今回の記事を読んで、セミナーの成果を期待しつつも、行政の官僚的というか機能面で疑問を感じたのでした・・・。

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