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December 06, 2005

№231 君子はサッサと豹変せよ

    チェンマイの蘭園にて
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 今回は「バカの壁」の筆者で知られている養老孟司氏の西日本新聞の寄稿を紹介したいと思います。

 脳は鍛えられるものだろうか。脳を鍛えたら、頭がよくなるのだろうか、ボケないで済むのではないだろうか。
この問いに対して、筆者は「わかりません」と答えています。
 筋肉は、肉体労働やトレーニングによって鍛えることができます。脳も同じことを繰り返すことで上手になる。いわゆる“慣れ”です。 それは、それ以前に比較して「脳が鍛えられた」のです。しかし、それで他のことが上手になるかというと、そんな保証はありません。

 脳について、むしろ気になることは、多くの人が「自分は変わらない」「変わっていけない」と思っているらしいことである。 「君子豹変」という言葉がありますが、本来の意味は「誤って改めるにはばかることなかれ」ということです。間違ったと思った時は、サッサと意見を変えるのが君子なのです。 本質的に意見が変わるとは、脳が変わるということなのです。
 同じ脳でいるということは、楽なような気がしますが、本当はそれは楽ではありません。なぜなら、自分を変えまいとする人には、肩に力が入って、機嫌が悪くなっているからです。 今ではそういう人を多く見かけるように思います。特に年配の男性に多いのです。

 日本の高齢者、特に男性には、自分を変えることをお勧めしたい。それが脳を鍛えることであると思う。今までの自分と違う自分に変われば、感じることも、することも違ってくる。それが一番いい脳の鍛錬でしょう。
 自分が変わると、世の中が違って見える。それは自分を変えてみれば分かります。違った世の中から脳に入ってくるものは、以前入ってきたものとは違います。 だから脳が刺激を受けるのです。まだ変わっていない人は、これから「変わる」という楽しみがあるのです。

 さて、やはり年配の男性は、なかなか自分を変えられないのですね。違う自分、変わった自分になることができたら、新しい考えや価値観が生まれてくるのです。 では、そのきっかけは? 定年後の男性が、地域に根ざして地域に生きていくためには、どうしたらいいのでしょうか。
 上手に自分を変えることができる人もいるでしょう。しかしできない方が多くいらっしゃることも事実です。
海外でのロングステイを通して自分を見つめ直すことで、自分を変えることができたら、素晴らしいことですね。

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