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December 11, 2005

№236 チェンライのワット・プラケオ

    チェンライのエメラルド仏
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 「ワット・プラケオ」といえば、バンコクにあるタイ国最高の格式を誇り、王室専用でもある仏教寺院を思い浮かべることでしょう。 通称「エメラルド寺院」として有名です。その名の通り、エメラルド色に輝くヒスイで作られた仏像があることで知られています。

 しかし、タイ北部の古都チェンライにも「ワット・プラケオ」があります。 実はバンコクのワット・プラケオのご本尊であるエメラルド仏は、1436年にここチェンマイの「ワット・プラケオ」で発見されたのです。 その後、エメラルド仏はチェンマイなどを経て、ラーマ1世がバンコクに遷したといわれています。
 この間の歴史について、チェンライを訪れて初めて知りました。それまでこのエメラルド仏はラオスとの戦いでの戦利品と聞いていたからです。

 ガイドのソンブーンさんの解説によると、元々エメラルド仏は、誰にも知られないまま寺院内の仏塔(チェディ)に中に塗りこまれて隠蔽されていたのですが、ある時落雷があって仏塔の一部が崩壊し、隠されていたエメラルド仏がその姿を現したということです。それまで誰の目にも触れずに保存されていたのです。
 現在は、信者が奉納した新しいエメラルド仏が安置されています。バンコクのワット・プラケオでは、かなり遠くからしか見られませんので小さく見えますが、その大きさは高さ66cmといいます。
 しかし、チェンライでは間近かに拝むことができるので、その大きさを実感できます。仏像だけでも66cm以上ありそうです。台座を含めると高さはゆうに1メートルを超えているでしょう。本物のエメラルド仏と同じく、金の衣をまとっています。

 寺院の敷地内には、落雷で破壊された仏塔が復元されて、黄金色に輝いています。また大きな菩提樹の古木があって、ワット・プラケオの歴史を感じさせます。 建物には、豪華で細かな装飾が施されていて、タイの神聖な動物である象の彫刻が彫られています。ところが別の建物には、中国風の龍の守り神が大きな口を開けて鎮座しています。 ミャンマーやラオスと国境を接し中国にも近いタイ北部には、中国の文化が色濃く残っているのです。

 チェンライを訪問されたら、ここのエメラルド仏を見学してください。観光客は少なく、近くでゆっくりと見ることができます。

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