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December 17, 2005

№242 国民に敬愛される国王

  王室寺院のワット・プラケオ
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 12月5日は、現国王であるプーミポン国王(ラーマ9世)の誕生日でした。 この日は、国王の誕生日を祝って祝日になりますが、タイの「父の日」でもあります。
 プーミポン国王は、1927年生まれですから、今年78歳になられます。 1946年、ラーマ8世の急死により19歳で即位されていますので、来年は即位60周年を迎えます。 歴代の国王の中では最長です。
 タイ国の憲法によると、国王は元首およびタイ国軍の大元帥と規定されています。つまり、タイは立憲君主制の国なのです。 さらに、国王は仏教徒であり、宗教の擁護者でもあるとされています。

 タイ人の家庭やお店には、必ず両陛下の写真が飾られているそうです。 8月のシリキット王妃の誕生日の時もそうでしたが、この時期にバンコクを訪問しますと、祝賀のために市内の官公庁や企業、ホテルの前などには、国王の肖像画が掲げられます。
 誕生日の前日には、国王は首相や国民に向かって毎年恒例の演説をされます。 そして当日は、一般参加も可能な国王を讃える大祝典が行われます。政府高官が一同に集い、首相が大群衆を前に国王賛歌を歌うそうですが、一度聞いてみたいものです。
  
 国王の優れた指導力や人格、知性によって幅広い支持を得て、すべての国民から敬愛されています。 1970年代の改憲運動や近隣諸国の共産化の波などによる国家の危機を乗り越えて、チャクリー王朝の栄光と威厳を回復しました。 永年の在位期間中、タイ全土の視察を行い、民衆の生活の実情を把握したり、国土の開発、発展にも精力的に行動されてきたのです。
 現在もその影響力は、絶大なものがあります。さしものタクシン首相も国王のご意向には従わざるを得ません。

 ご高齢であり、健康状態にも少し不安があると聞きますが、 よりご健康でさらなるご長寿を願うものです。

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Comments

ありがとう、タイのことを一杯書いてくれた。

Posted by: | February 17, 2009 12:28 AM

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