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January 06, 2006

№259 円安とインフレ

 空港内の銀行。 「両替」の文字が
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 タイの通貨は、ご存知の通りバーツです。これまで比較的安定していた円が、12月に入ってから急激な円安になりバーツの為替レートも悪くなっています。 年末の出発が近づくにつれて、新聞記事の為替レート表に一喜一憂していました。
 1ドルが120円を超えた時には、1バーツが3円を上回って、1万円を両替しても3300バーツにもならないというニュースを耳にしました。 その後、円が幾分持ち直して、年明けの1月5日のマーケットでは、1バーツ2.93円で今年の取引きが始まったようです。

 タイで在住されたりやロングステイをされている方にとって毎月の生活費は大きな問題ですし、それを左右する為替の変動は気がかりなところでしょう。
 短期間しかタイに行かないわたしでさえ、為替レートは大いに気になります。為替レート次第で、滞在費がかなり影響を受けるからです。

 わたしは、いつもバンコクに到着した日に、BTSナナ駅近くの両替商でバーツに両替します。バンコクで長期滞在をされている方に教えていただいた両替商で、空港や市内の銀行よりもレートがよいそうです。
 12月22日は、1万円で3465バーツでした。レートに直すと1バーツ2.88円になります。2005年の8月には、同じく3675バーツ(1バーツ=2.72円)になりましたから、1万円で210バーツの目減りです。
もし10万円両替したとしたら、2100バーツ(約6000円)も少ない訳ですから、タイの物価を考慮すると案外バカにならない額です。
 タイに滞在されている方にとって為替レートに変動は、まさに切実な問題といえるでしょう。

 さらにこれに輪をかけて問題なのが、タイの物価です。
 タイの2004年の実質のGDP成長率は6.1%でした。自動車産業など外国からの設備投資を積極的に受け入れる政府の経済政策によって、引き続きタイ経済は成長を続けるでしょう。
 それに伴って物価も上昇しています。2004年の消費者物価上昇率は2.7%です。 さらに2005年後半から石油価格の高騰もあってか、食料品を中心に消費者物価は5~6%と上昇しています。
 今のところタクシーの初乗りやBTSの運賃が上がっていないので、わたしには分かりませんが、タイで生活している方は、物価上昇を実感されているのではないかと思います。
 
 もし円安が続けばインフレと併せて日本人の滞在者にとってはダブルパンチになります。 “タイは物価が安い”とばかり言っていられないことにならぬように願いたいものです。

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