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January 11, 2006

№264 ビザは日本で取るかタイで取るか

  ドンムアン空港での入国審査
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 1年間の滞在許可がもらえる長期滞在用のビザが、日本でもタイでも取得できることが分かりました。 では、日本で取るのか、タイで取るのか、そのあたりの事情を前回同様「DACO」の記事から紹介したいと思います。

 まず、日本で申請した場合です。
メリットとして、次のような点が挙げられます。
 ① ロングステイビザであれば、空港に入国した日から1年間の滞在が許可される。
 ② 入国回数がMultipleなので、ビザの期間中何度でも出入国を繰り返し、入国の度に1年間の滞在許可がもらえる。

 ですから、理屈上、ビザの有効期限ギリギリに再入国すれば、ひとつのビザで2年近く滞在できることになります。 この点を、東京のタイ大使館に尋ねると、「理屈の上ではそうなります。でも有効期限ギリギリに入国して、の日から1年くれるかどうかは、タイの入管の係員の裁量に委ねられます」と注意書きがあります。入管の担当官次第ですから、お勧めの方法ではないでしょうね。

デメリットとしては、
 ① 以下のような書類を揃えるのが煩雑。地方に住んでいる人にとっては移動費や宿泊費がかさんでしまう。
 ② 都道府県警の鑑識課に行き、指紋を採られ無犯罪証明書を発行してもらう。その間、約1週間。
  そしてそれを日本の外務省で認証してもらう。
 ③ 国公立病院にて健康診断。これも外務省で認証。
 ④ 80万バーツの残高証明書を英文で、それを公証人役場で認証を受ける。残高は申請する月の最新のもの。

 このような記事を読むと、すごく大変な気がしますが、個人の力でやっている方もいらっしゃいます。外務省の認証なども郵送で可能と聞きました。詳しくはタイ国政府観光庁に問い合わせてみましょう。

  
 では、1年間の滞在が許可される長期滞在用のビザを、タイで申請した場合です。
メリットは、
 ① 日本ですることは、自分が利用している銀行口座からバンコク銀行の日本支店を経由して、タイのバンコク銀行本店に80万バーツ以上を送金するだけでいい。
  (送金先はバンコク銀行でなくてもいいが、日本に支店があるので便利で安心)
 ② タイで用意するのは、パスポートと申請書、写真、タイの銀行の残高証明書とその金額が海外から送金されたという証明書、健康診断書である。
 ③ ビザなしで入国しても、30日以内にリタイアメントビザに変更可能。

デメリットとしては、
 ① 自分で入管に行って手続きをするのは、非常に煩雑。しかし代行業者に依頼する場合は手数料がかかる。
 ② 滞在期間はあくまで入国から1年間。その後は再延長をすることになる。

 以上のような記事です。
現地のフリーペーパーだから仕方ないのですが、少し中立的な内容に書き換えたました。原文ではタイで申請した方がいいですよという趣旨が行間からにじみ出ています。
 それぞれのメリット・デメリットがあるでしょうが、自主独立の精神の方、手続きが面倒ではない方などには、日本で申請してもいいのでは、というのがわたしの意見です。何事も経験です。
 ロングステイを実行しようという方には、それくらいの気概があってもいいのではないでしょうか。

 つづく

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Comments

「自分で入管に行って手続きするのは非常に煩雑」と書いてありますが、これは間違いです。
バンコクのスアンプルーの入管3F303号室へ行けば、係官が親切に対応してくれます。
手続きは簡単なので、業者に頼む必要など全くありません。
銀行の証明書(簡単に取れます。200バーツ)と健康診断書(簡単に取れます。150バーツ前後)を持って、入管へ行けば、写真は入管の前に写真屋がありますし、ビザ申請書は写真屋の姉ちゃんが代筆してくれます。
唯一の問題は、バンコク入国後、申請した後、3週間後に、再度入管へ出向き、パスポートにビザ印を押捺してもらう必要があるので、チェンマイなど地方在住の方には、バンコクへ行く必要があることです。

Posted by: SINO | February 04, 2006 at 02:00 PM

自主独立の精神の方、手続きが面倒ではない方などには、日本で申請してもいいのでは、というのがわたしの意見です。何事も経験です。。。。と書かれていますが、本当にそうであればバンコクで申請すべきではないですか???
それと、本当に中立的な内容に書き換えたのであれば、現地での申請になると思います。煩雑さは、日本での申請が煩雑です。これはは、申請方法を読めば、誰でもわかるとおもいますよ。

Posted by: | February 06, 2006 at 12:17 PM

リタイアメントビザの取得方法  <1>マレーシアのペナンで取得するのが最も簡単。預金残高証明書のみ。送金証明書・健康診断書不要。申請手続きは代行業者が1,000円程度でやってくれますので、本人は何もすることがありません。申請翌日には取得できます。ただし、ペナンは、交通費・ホテル代(3万円以内)がかかります。  <2>バンコクでの取得:預金残高証明書・送金証明書、健康診断書は、各30分程度で取得できるので、バンコク到着後、翌日、銀行・クリニックで書類を取得して、午前11時前には、イミグレーションへの申請が可能です。3週間後、ビザが取得できます。  <3>日本での取得:申請書類の入手、認証手続きで、膨大な手間とお金がかかります。無犯罪証明書の入手(2週間)と外務省の認証(翌日)、健康診断書(英文)(15,000円)と外務省の認証、預金残高証明書への認証(11,500円)・・・・・気が遠くなりそうです。交通費も馬鹿になりませんね。  結論としては、日本で取得される方は、最近のビザ情勢(タイでも取得可能・・・)をご存知ない方としか言いようがありません。

Posted by: sino | February 06, 2006 at 01:59 PM

 みなさまから、ビザの取得について詳しい情報を寄せていただきました。
 ありがとうございます。大変勉強になりました。今後ともよろしくお願いいたします。

Posted by: 池邉善文 | February 06, 2006 at 02:30 PM

バンコク入国後、申請した後、3週間後に、再度入管へ出向き、パスポートにビザ印を押捺してもらう必要があるとのことですが、途中、日本に帰国できますか。

なお、このウェブの記載形式は、印刷不適合です。本文は左側に、最近の記事は、右側に改善希望。あるいは、右側に少しブランクを追加希望します。

Posted by: Kenji. Nishiyama 西山健志 | March 20, 2006 at 03:34 PM

西山さんの質問ですが、結論は不可でしょう。そもそもタイへ長期滞在するためのビザ申請なのですから、ビザが降りる前に、出国したのでは、ビザ申請そのものが無効になるでしょう。
どうしても、ビザ申請後、ビザが降りるまでの、3週間の間に、出国する必要が生じた場合は、再申請になるでしょうね。
なお、リタイアメントビザですが、ビザが降りた後に、出国する場合は、リエントリービザ(シングルまたはマルチ)を取得する必要があります。リエントリービザを取得しないで出国すると、リタイアメントビザが無効になってしまいます。
ところで、西山さんは、ビザ申請後、日本へ帰国する理由は何なのでしょうか?タイへ長期滞在される方が、何故すぐに(一時)帰国されるのか?理解に苦しみますが・・・・・・

Posted by: sino | March 23, 2006 at 11:50 AM

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