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January 18, 2006

№271 マレーシアが2位に躍り出た理由

 フォーシンズ・リゾート・チェンマイ
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 ロングステイ財団の季刊誌「LONG STAY」(2006年冬号)の「マレーシアが2位に躍り出た理由」という特集です。

 2004年に実施されたロングステイの希望滞在国調査によると、マレーシアが第2位に躍り出ました。 2000年の調査では10位、1993年の調査ではまったく名前さえみられなかったのですから、これは驚異的な躍進といえるでしょう。

 財団が最初に調査した1993年は、ハワイが圧倒的な人気でした。ハワイのロングステイは、この時代のステータスシンボルだったのです。 カナダ、オーストラリア、アメリカ西海岸などが上位を占め、アジアの国はひとつも入っていませんでした。
 次の2000年の調査では、シドニーオリンピックの効果もあってオーストラリアとニュージーランドが上位になっています。 この頃になると、ロングステイというライフスタイルがかなり浸透し、「一般化」してきた時期といえるでしょう。
 ロングステイの目的としては、現地の人の「生活や習慣に触れ」「交流をしてみたい」とか、「自然でのんびりしたい」という回答が多くなっています。
 そして最近の2004年になると、アジアの国が希望滞在国のトップ10入りをして大きな変化をみせています。
マレーシアが2位、タイが5位、フィリピンが10位と、なかでもマレーシアの躍進が目立ちます。

 アジアの各国が、ロングステイの滞在希望先の登場するようになってきた最大の理由は、 「物価が安い」ことです。 今や海外ロングステイが、普通の所得の人たちにとって普通の感覚でできることに変わってきていることが分かります。
 今後、 「行きたい国から、住みたい国」へと、ロングステイがますます大衆化していくことでしょう、とまとめています。

 さて、本題の「マレーシアが2位に躍り出た理由」についてです。 マレーシアに人気が集まっている理由はいくつかあります。
 第一に、滞在施設やゴルフ場といった設備が先進国並なのに、物価が日本の約3分の1であること。英国風の建物が多く国全体が清潔で、州都には最新の設備を備えた病院があります。
 加えて政情が安定していて、治安が極めてよいこと。さらに対日感情がよいことも挙げられるでしょう。 さらに、平和な他民族国家でのんびりした風土である点なども、隠れた人気の理由です。
 けれども最大の理由は、日本と同じような暮らしが割安な値段ででき、気候もよいことです。ますます注目されるアジアのロングステイのキーワードは、「安・近・暖」といえるでしょう。

 ここに書いてあるマレーシアの人気の理由は理解できるのですが、ほとんどタイにも共通するものです。ですからタイも5位にランクされているのでしょう。 でもタイ以上にマレーシアが躍進している理由が、この記事からはもうひとつ分かりません。 この疑問は昨年から感じていることで、明快な理由はわたしにもはっきりしません。
 マレーシアで調査したことがないので当然なのですが、どなたかマレーシア人気の本当の理由を教えてください。

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Comments

マレーシアが2位に躍り出た理由について
全くの個人的意見ですが...
足掛け4年間のロングステイ本やら、日本の説明会やら一部現地に出た感想ですが、
1、マレーシアは、政府観光局、マレーシア航空、ロングステイ財団、某日本旅行社が3身(?)一体となってPRを組織的に行っている。
(それだけ、来手がないということ?)
2、ペナン、キャメロン、コナキタバルなど、外人のロングステイを積極的に進めた街つくりをしている。(もともと英人の為の保養地たったから?)
3、リタイアメントの日本語ガイドブックが出来ていて日本で入手でき理解されやすい。(CLCさんも出したようですがチェンマイに来た人だけに渡すなどと田舎志向が強い)
4、タイより親日的とのこと(定かでないが)
5、トイレ清潔化をしたクリーン化運動をPRして清潔感を売りものにしている。これば特に、女性には決定的条件。タイは汚いイメージが強い(実際にそうだ)
6、タイより貧乏くさいイメージない。タイ、フィリピンは貧乏人と犯罪者の行き先のイメージが定着している。これも女性には決定的条件。

これが人気の理由かと思われる。でも人気(理想)と実際は違う。行ったり調べた限り50代のリタイヤ待ちの自分としてはチェンマイがやっぱりいい。
オーストラリアから北上して結局チェンマイに落ち着いた人もあると聞きます。
でも、フィリピンの冒険だん吉さんなどに比べて地ブログや配信はチェンマイには数は多いが元の地に足がついた生々しい裏情報が少ないですね。チェンマイの日本人はどの人もお客さんのようです。(フィリピンより平和だからでしょうか、それとも検閲でもされているのかしら)

Posted by: 匿名です | January 18, 2006 at 11:10 AM

匿名です(その2)
マレーシアが2位に躍り出た理由について(その2)
マレーシアに関しては以下のHPで情報をとれます。

マレーシア政府観光局
http://www.tourismmalaysia.or.jp
ニチマプレス
http://www.nichimapress.com/
ペナンスタイル
http://www010.upp.so-net.ne.jp/itgl/Home.htm
リタイア-シニア-の『ペナンで生活パートⅡ』
http://www2.ocn.ne.jp/~kawaks14/

Posted by: 匿名です(その2) | January 18, 2006 at 01:36 PM

毎日読ませて頂いています。
今日の記事を朝読んでずっと考えていたのですが、マレーシア人の言動の方がタイ人より、日本人にとって理解しやすいと言えないでしょうか?その背景には、かつて西洋社会の植民地になったことやルックイースト政策などが挙げられるのではないかと思うのですが…。私自身はタイに住んで13年になりますが、今でもタイ人の考えを理解するのは大変です。まあ隣の芝生は青く見えるということもあると思いますが…。
それから3ヶ月ノービザで滞在できるというのはとても大きな魅力ではないかと個人的には考えます。タイでのビザ取得はいろんな意味でとても大変ですから。

Posted by: 一読者 | January 18, 2006 at 11:02 PM

私は2006年4月からロングステイをするために、いわゆる日本人退職者に人気があるといわれる都市を訪れ、ヒアリングに基づき比較研究をしてみました。
都市といっても、マレーシアのペナン島、タイのチェンマイ、フィリピンのダバオ、インドネシアのバリ島です。
自分で作成した以下の項目を自分の判断で点数化してみましたところ、圧倒的にマレーシアが高い点数でした。マレーシア第2位は正しい結果だと思います。

(項目)
英語が通じるか
案内板の文字は読めるか
国民平均として対日感情はよいか
地元の人は日本人に対して友好的か
物価は安いか
ある程度近代的な生活環境があるか
日本人会のような組織はあるか
日本人が沢山住んでいるか
困ったときにアドバイスをくれる環境はあるか
日本人グループ活動は活発か
文化活動やスポーツの環境はよいか
ゴルフの環境はよいか
キャディーは信頼できるか
日本紹介イベント等はあるか
日本食レストランはあるか
日本食材は手に入るか
日本の本や雑誌は買えるか
日本のCD等も買えるか
大型ショッピングセンターはあるか
コンビエンスストアはあるか
政治は安定しているか
治安はよいか
民族・宗教対立や紛争等はないか
近年テロが起きたことはないか
経済は好調か
日本との貿易は多いか
日本企業の進出があるか
市内に日本の公館等の機関はあるか
日本人留学生はある程度来ているか
日本への留学生はある程度いるか
日本との交流はあると感じるか
外貨預金はできるか
ATMは不自由ないか
文化は多様性があるか
外国の音楽・映画は自由か
外国レストランは多いか
ローカル食は美味しいか
果物は安くて豊富にあるか
宗教上の制約が強くて住みにくくないか
お酒は自由に飲めるか
車を自分で運転できるか
メードを雇う必要はないか
物売りは(都会)うるさくないか
物売りは(観光地)うるさくないか
スラムはあるか
失業率は高くないか
年金生活者を歓迎する政府の制度はあるか
滞在ビザは簡単に取得できるか
年金への所得税は免除されてるか
車は安く買えるか(高過ぎないか)
高速道路は発達してるか
外人用賃貸住宅は沢山あるか
外国人でも住宅は買えるか
トイレは水洗か
医療水準はいいか
日本人が行ける病院はあるか
日本語TV放送は見られるか
地元発行の日本語ミニコミ誌等はあるか
インターネット環境はあるか
ネット上に日本語の地元情報は豊富にあるか
携帯電話は発達してるか
水不足や停電は起こらないか
台風や地震はないか
危険を感じる自然災害はないか
厳しい自然環境(寒さ等)はないか
外国人観光客は結構来るか
日本人観光客は結構来るか
タクシーはメーターで走ってくれるか
シクロ等の運転士がうるさく付きまとわないか
外出時の交通手段に不自由はないか
日本との距離もそう遠くない場所か
その国(都市)から海外旅行に出やすいか

Posted by: Chiba Hideaki | January 26, 2006 at 02:19 PM

 これだけ詳しい調査をされていることに驚きました。4月からペナンでロングステイされるのでしょうか。
 有意義な滞在になることを祈念しております。

Posted by: 池邉善文 | January 27, 2006 at 03:14 PM

マレーシアが人気が高い、ということですが、あまり国単位で評価しても意味がないような気がします。やはり、実際に住むのは、特定の都市ですから、都市単位で評価しないとナンセンスでしょう。
それと、評価項目ですが、あまり多くても意味がありません。やはり、本人が海外に居住して、一体何をしたいのか、何をして暇を潰すのか、が最も重要なポイントです。単に物価が安いというだけでは、3か月くらいで飽きてしまい、無念の帰国となるだけです。
ペナンも短期間の滞在なら、食事も中華系で美味しいのでいいのですが、数年単位の滞在となると、街が小さくて、気がつまりそうな感じがします。

Posted by: ランナー | February 02, 2006 at 04:19 PM

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