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February 05, 2006

№289 団塊の世代 地域リーダーに

   チャオプラヤー川のクルーズ
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 「北九州市、生涯現役夢追塾を開設へ」という記事が、2月2日の西日本新聞に載りました。

 戦後のベビーブーム時代に生まれた「団塊の世代」が2007年から大量に定年退職を迎えることから、北九州市は、定年後の同世代にこれまでの経験を生かしてビジネスや民間非営利団体(NPO)などの分野で活躍してもらおうと、人材育成講座「生涯現役夢追塾(ゆめおいじゅく)」を開設することが一日、分かった。
 趣味を楽しむような従来型の高齢者対策とは違い、経営指導やベンチャービジネス支援の投資事業などに取り組む地域リーダーを育てる。 全国的にも珍しい取り組みで、市は新年度当初予算案に事業費約3800万円を計上する。

 日本の高度経済成長を支え、経験豊富な同世代は、定年後も何らかの形で社会で活躍する場を求めている人が多く、若い世代への技術継承も課題となっている。
 このため、同塾では、地域活性化につながる起業、大学などでの講師、地元ベンチャービジネス支援の投資事業の3コースを設定。 大学教授や証券会社のフィナンシャルアドバイザー、社会保険労務士などを講師に迎え、必要な知識や若手への指導法などを伝授する。講習のほか企業などで現場経験も積む。
 今年6月から来年3月まで週一回、市の施設で開講。北九州市在住か同市へ通勤する50歳以上が対象で、定員90人を予定。受講料は5万円を見込んでいる。
 
 来年からの団塊の世代の定年退職に備え、各地の自治体でいろいろな取り組みが始まっています。 地方の過疎地では、第二の故郷としてこの世代に移住してもらおうという事例が、先日テレビで紹介されていました。
 この記事を読む限り、北九州市の場合、経営指導やベンチャービジネス支援の投資事業など、ビジネス主体の人材養成を目的としているようです。 さらに、地域の活性化を志向したボランティア活動やNPO法人の中心となる地域リーダーの養成や活動の場づくりにも取り組んでもらいたいものです。

 しかし、それ以前に気にかかることがあります。それは「仕事が趣味だ」という仕事人間タイプの方です。関心や意欲がある人は、このような養成講座がなくても自分でどんどん行動されるでしょう。
 仕事人間タイプの方がそのまま定年を迎えると、今までの生活とのギャップが大きくなりがちです。 肩書きがなくなった生活に戸惑い、個人としての生き方が身に付いていないと、家に引きこもりになる場合もあるのです。

 このようなタイプの方こそ、定年後の生活や生き方のついて準備をする必要があります。 本人は自覚してなかったり、なかなか行動に移れないことが多いでしょうから、奥さんや娘さんあるいは友人の協力や、シニアを応援するボランティア団体やNPO法人の支援が欠かせないものとなります。
 少しでも興味や関心が持てる分野の講演会やセミナー、地域活動などの体験参加を勧めてみる、一緒に参加するなどから準備を始めましょう。
 

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