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February 07, 2006

№291 チェンマイの日本人社会

    チェンマイ門市場にて
IMG_0317

 チェンマイへはこれまで2回しか取材に行っていません。ですからまだ当地でのロングステイ事情については疎い状況です。 それに個人へのインタビューよりも、ボランティア団体やNPOなどの取材が主になっていることも理由のひとつですが。

 しかし、今回の訪問でチェンマイの日本人社会が予想していたよりも小さいことに気づきました。
 ちなみに在チェンマイ日本国総領事館によると、2005年10月1日現在、管内の在留邦人数が1900人を数えているとのこと。 また、チェンマイ日本人会の会員数は、昨秋で約450名(家族会員を含む)いらっしゃるそうです。 この人数はあくまで正式に在留届けをしている人、あるいは日本人会に入会している人数ですから、届出をしていない人や中短期のロングステイヤーを加えると、もっと多くの日本人が滞在していることになります。

 日本企業の駐在員から、現地の方と結婚して永住している方、ロングステイヤーの方でも短期型や長期型、最近では、少ない年金では暮らせないと日本を脱出してきた“年金移民”型まで、いろいろなタイプの日本人の方がチェンマイで生活をしています。 そのため、バンコクに比べるとロングステイの典型的なタイプを説明しにくいという印象を受けます。         

 そんな中で滞在している日本人の方との会話から、チェンマイの日本人社会が小さいことが分かりました。
 その理由として第一に、あるロングステイヤーや団体の話題になると、ほとんどの人がその人や団体のことを知っていることです。直接、間接を問わずいろいろな情報が入ってくるのでしょう。

 第二に、会話の中で話題になった人や団体の評価が、みなさんバラバラで、どちらかというと正反対であることが多いことです。
 ある方がよい評価をしている団体でも、他の方にとっては悪い評価の話しをされることが何度かありました。評価や評判はすべて同じ傾向にあるとはいえませんが、こうも正反対に評価が分かれるのかと正直驚きました。 それに対して同意すべきか反論すべきか、どのように対応してよいのか戸惑ってしまいます。

 このような意見や評価の相違が、チェンマイにおけるロングステイについて、よい評判と悪い評判の両極に分かれる理由のひとつではないでしょうか。 封建的な“村社会”ではなく、現地社会に溶け込み新しいロングステイヤーに開かれた日本人コミュニティであって欲しいものです。
 小さくても多種多様なロングステイヤーの集団、それがチェンマイの日本人社会かもしれません。
 

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Comments

はじめまして。

以外に多くの日本人がチェンマイに滞在しているんですね。

それと市場の写真ですが、
野菜、果物などが綺麗に積み上げられているところに、何かその国の人々の人柄、文化、匂いみたいなものを感じ取れそうですね。

東南アジアの記事が多く、とても勉強になります。これからもちょくちょく訪問させてください^^

Posted by: よ~そろ | February 07, 2006 at 09:45 AM

毎日ブログ更新ご苦労さまです。
チェンマイ雑記帳、チェンマイぐうたら生活、新明天庵だより等とともに毎回楽しんで読んでいます。

チェンマイについては、ロングステイ本を見ても「バンコクのおまけ」みたいになっていて、居住(含ロングステイ)の実態が日本に居てはよく分かりません。
テレビでも年に数回ちょっとだけ紹介されますが、月10万円生活を強調するための「やらせ」や「いいとこどり」で真実を報道されない..とかのためチェンマイ住人が取材を嫌がっているという話を聞いています。
「フィリピン便り」を見ていると(表現は悪いがそのまま使うと)生活レベル「松」「竹」「梅」の住人があって、夫々の間でのみ交際している(すべき)とのこと。
バンコクでも企業派遣家族と移住(ロングステイ)家族間での交際はきわめて限定(理由は、企業家族の見栄と生活レベルについていけないとか...)されるとのこと。
「チェンマイの日本人」といっても一緒くたにして取材してよろしいのか?という気がします。(人が3人集まると派閥ができるといいます)
チェンマイの日本人どおしの交流が狭いのか、取材の範囲が狭いのか読む側からはよく分かりません。
そういった中で、最近、複数のブログやタイ3面記事のHPが出てきたおかげでいろんな情報を見聞きできるようになり嬉しく思います。
現地でお住まいの方から、ブログにコメントを多数寄せて頂けると有りがたいのですが・・・・

Posted by: | February 07, 2006 at 10:32 AM

チェンマイに限らず、タイ王国での日本人のロングステイは、かなりイビツな形と言っていいでしょう。オーストラリア・・・などでのロングステイでは、ご夫婦そろってのロングステイいうのが多いような感じですが、タイの場合は、圧倒的に、単身老人が多いことです。単に、タイの物価安と、タイ=男性天国(実情は、単にタイ女性が期待するのは、外国人男性の財布だけ)、ということで、日本を脱出してきただけのような印象を受けます。時々、日本のTVで、「チェンマイのロングステイ」という番組が放送されますが、出演される日本人は、いつも同じ顔ぶれで、大多数の単身老人は、放送されるのを嫌って、出てきません。(チェンマイ滞在そのものを知られるのが不味そうな感じです)
チェンマイの街そのものが狭いせいか、日本人社会もかなり狭くて、少しでも名前が知られると叩かれるので、賢い方はじっと息を潜めて暮らしています。チェンマイで安心して暮らすには、できるだけ、日本人社会とは距離をおく事、というのがコンセンサスになっているような感じもします。

Posted by: sino | February 07, 2006 at 05:19 PM

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