№294 タイで焼酎
タイでも日本の焼酎がスーパーなどで売られています。チェンマイのスーパーでは日本酒(1.8ℓ)が約1000バーツ(約3000円)ほどですが、焼酎は4合ビンで同じく1000バーツくらいします。 タイでは焼酎の方が高いのです。日本の約3倍の値段になります。左党の人にとって焼酎は高価なお酒となっていますので、お土産に持参すると喜ばれるでしょう。
元々焼酎は、15世紀頃シャム国(タイ国)のラオ・ロンという米焼酎が、琉球を経由して薩摩に伝わったといわれています。 沖縄の泡盛(あわもり)は、米を原料として黒麹菌によって発酵させた蒸留酒ですが、原料の米はタイ米(インディカ米)が使用されているのです。
わたしたちが愛飲している焼酎のルーツがタイにあったと思うと、晩酌に飲む焼酎への愛着もわいてきますね。
2月6日の西日本新聞で、九州の焼酎をタイに売り込んでいる鈴木幸代さんが紹介されています。
現在、輸入販売を取り扱っている焼酎は鹿児島、宮崎両県の蔵元2社による14種類。 なぜ焼酎をタイで? 「自分がおいしいと思うから。こちらで飲める焼酎の種類が少なすぎて、選ぶ楽しみがなかった。それなら自分でやろうと」
焼酎の買い付けには、自分で南九州を訪ね歩く。「小さくてもおいしい蔵元さんを、口説き落として輸入させてもらっています」
今のところタイの焼酎消費は日本人が中心。しかし日本食ブームの影響で、タイ人の焼酎への関心も上がっている。
現在でもラオ・ロンは、タイの人たちが飲むお酒として愛されているそうですが、まだ売り場に並んでいるのを認識したことがありません。 泡盛と似た味わいといいますから、一度飲んでみたいものです。


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