№297 道端で売っているプッサ
12月下旬、チェンマイからチェンライへ向かう途中の峠の国道沿いに、フルーツを売る露店が所々に出ていました。ガイドのソンブーンさんに聞くと、今が旬の「プッサ」という答えが返ってきました。聞いたことがないフルーツなので、とにかく車を停めてもらいました。
付近の農家が道路沿いで臨時に売っているのですが、農家の女性たちが今日収穫したばかりのプッサを大きなカゴに入れて運んできます。見渡すと周囲の山腹は果樹園ばかりです。
7~8センチくらいの楕円形をした、みずみずしい緑色のフルーツが山積みになって売られています。 2種類のプッサを味見をさせてもらい、あまり味に差はなかったのですが気に入った方を買うことにしました。 1kgの袋入りで50バーツ(約150円)でした。10個あまり入っています。
後で調べてみると、「プッサ」とはヒマラヤ山麓が原産地と言われているインドナツメのようです。果実は、4cmくらいの卵形のものから、直径が10cm弱の球形のものまで、品種によってさまざまで、熟すると茶色になるといいます。プッサは年に2度開花しますが、雨期初めのころ開花したものは、実がほとんどつきません。8,9月頃に開花したものは、年初頃に食べごろになります。
皮ごと食べられるので、そのままかぶりつきます。白い果肉は水分を十分に含んでいて、梨のようなシャキシャキとした食感です。中にはやや小ぶりの種がありますが、食べやすい果物です。
味もさっぱりとしてクセがなく、同じく梨に似ていて青リンゴの風味もします、しかし酸味はありません。日本人にも好まれる味でしょう。それほど大きくもなく飽きない味なので、4~5個くらいはすぐに食べられます。
ドリアンやマンゴといった南国系のやや濃厚で個性の強いフルーツとは、正反対というか対極にあるフルーツといえるでしょう。
バンコクのスーパーなどでは見かけませんでしたが、旬の時期にタイに行ったら、一度食べてみてください。お勧めです。


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