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February 21, 2006

№305 年金移民

   チェンマイのマーケットにて
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 今年1月、毎日新聞が「縦並び社会・格差の現場から」というシリーズが連載され、 「海外へ年金移民」という記事が載りました。 この“年金移民”という言葉が気になります。この記事からの抜粋です。

 マレーシア半島西岸のペナン島。39階建てマンションで末永千明さん(63)が独り暮らしを始めて半年になる。 「できればずっとこっちにいたい。ゴルフも始めたのよ」。千葉県君津市で事務員をしていた58歳の時にリストラされた。夫とは早くに死別。娘は結婚した。年金は月13万円。娘の世話にはなりたくない。「生活に余裕はないし、日本に一人いるのも……」。不安はあったが、インターネットで移住先を探した。 

 3LDKの家賃は4万8000円。外食中心の食費は約2万円で済む。ライスとチキンに偏るので生野菜だけは買って煮る。月10万円ちょっとで暮らせるが、日本の住民税や保険料を払えばぎりぎりの生活だ。 ペナンは5年の長期滞在ビザで暮らす人がこの数年で急増し、日本人だけで400人ともいわれる。末永さんのマンションも3年前の2世帯から今は30世帯近くになった。 事業に失敗して年金生活の計画が狂った老夫婦、会社をリストラされ、年金をもらえる60歳まで安く暮らすために来た世帯……。年金不安が海外移住に拍車をかけている。

 マレーシアは、年金が25万~30万円の「中流の上」の世帯を対象に「日本の2倍豊かな生活ができる」と宣伝してきた。 だが、生活保護世帯からの問い合わせも来るため、軌道修正を検討している。「いずれ日本人の路上生活者が出かねない」と政府観光局の関係者は心配する。

 つづく

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