« №326 バンパイン宮殿は花いっぱい | Main | №328 ロングステイの経験を地域に活かす »

March 15, 2006

№327 バンパイン宮殿は花いっぱい その2

      中国風の明天殿
20051223_dscf0264

その2
 バンパイン離宮にはパビリオンと呼ばれる5つの宮殿がありますが、主にルネサンス様式、ロココ様式のものです。そのほとんどがラーマ5世によって建築されました。

 ラーマ5世は「王様と私」で有名なラーマ4世の後を継いで1868年に即位し、タイの近代化の立役者として知られています。現在でも、タイ国民であれば誰でもその名前と功績を知っているという英雄的な王様でもあります。
 ラーマ5世は、中央集権体制を確立し、電信電話事業を創設したり、道路の建設や鉄道の敷設など首都バンコクと地方を結ぶ交通網を整備しています。その中でも貨幣代わりに取引される「不自由民」制度を廃止したことが、その名を偉大なものにした最大の功績といわれています。永年にわたって続けたれていたこの制度を30年かかって廃止し、不自由民を解放したのです。
 その一方で、5人の王妃のほか多くの側室がいたといわれる精力的な王様としても有名です。ガイドさんの説明では、奥さんが23人もいたというラーマ5世。

 洋式の宮殿が多い中、離宮の一番奥まった場所に中国風の「明天殿」があります。タイ国中華総商会から寄付されたという2階建ての宮殿です。朱塗りの壁や柱、茶色の瓦に龍をかたどった陶製の飾りなど、一見してそれと分かります。
 この宮殿の1階は見学できるようになっていて、靴を脱ぎひんやりした大理石の床を歩きます。ただし建物内部の写真は撮れません。 ここにはラーマ5世が使っていたという寝室があり、ガラス越しに中国洋式の豪華な家具や調度品に飾られた室内を見ることができます。小柄な王様だっとという割には大きなベッドです。

 「明天殿」の周囲を見渡すと、奥さんたちのコテージ風の家が並んでいます。23戸あるかどうか確認しませんでしたが、かなりの数です。一説には側室が160人もいたといいますから、この宮殿だけで23人ということなのでしょうか。
 いずれにせよ、たくさんの奥さんたちに囲まれて過ごしていたのですね。自由奔放とはいえ、まあ大変なことです。
 

|

« №326 バンパイン宮殿は花いっぱい | Main | №328 ロングステイの経験を地域に活かす »

Comments

>タイのタクシン首相の辞任を求める市民約10万人がバンコクの首相府を包囲...
タクシン家の2200億円の株売却利益をめぐってタイが大変なことになっていますね。
違法行為なのか、脱法行為(違法でないなら単なる民衆の妬み?)なのかも良く分かりません。
ロングステイ日本人への今後の影響などそちらで把握できる情報配信もお願いします。

Posted by: 読者 | March 16, 2006 at 08:19 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84814/9066966

Listed below are links to weblogs that reference №327 バンパイン宮殿は花いっぱい その2:

« №326 バンパイン宮殿は花いっぱい | Main | №328 ロングステイの経験を地域に活かす »