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March 21, 2006

№333 踊るエビのレストラン

  これが「生エビの踊り食い」です
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 チェンマイ郊外のサン・カンペーンからドイ・サケットへ向かう途中でお昼を食べました。 「淡水魚の塩焼き」が美味しいというガイドのソンブーンさんお勧めの水上レストランで、休日によく食べに来るそうです。
 田園地帯の真ん中に、その水上レストランはありました。そこは川でも湖でもなく人工の池を掘って、池に突き出した茅葺きの東屋風の建物で食事をするようになっています。レストランの入り口では、名物の淡水魚にたっぷりの塩をつけて炭火で焼いています。一見鯛のような魚の表面は、厚く振られた塩で真っ白です。

 レストランの名前は「チャイ・クン・トン・テン」。ご存知「クン」はエビ、そして「テン」は“踊る”なので「踊るエビのレストラン」という意味だそうです。 「淡水魚の塩焼き」が名物なのに「エビ?」と不思議に思っていると、 「生エビの踊り食い」がもうひとつの名物料理だというのです。
 いつも通っているソンブーンさんに注文をまかせて、このレストランの名前にもなっている「生エビの踊り食い」と「空心菜の炒め」「ピリ辛の野菜サラダ」「バジルも入った生野菜」など、それにご飯をとりました。これだけ注文して210バーツ(約630円)です。わたしはこの日もお腹の調子がもうひとつで、温かい「タイ風おかゆ」にしました。トホホ・・・

 蓋をした小ぶりな陶器が運ばれてきました。これが「生エビの踊り食い」のようです。ソンブーンさんが、両手で蓋をしっかり押さえたまま器を持ち、何度も何度も振ります。生きたエビを酔わせているというのです。
 しばらくして蓋を取ると、レモングラスなど数種類のハーブに混じった3cmくらいの川エビが、いきなり飛び跳ねました。生のハーブとナンプラーでエビを酔わせるのですが、まだ元気いっぱいです。何匹かの透明なエビがテーブルの上を跳ねます。海鮮中華に紹興酒で酔わせた車えびを食べる料理がありますが、それのタイ・バージョンというところでしょうか。
 ソンブーンさんは、ハーブと一緒にエビをすくい、跳ねないうちにすばやく口に運びます。いかにも美味しそうに食べます。

 わたしはというと、温かいおかゆをゆっくり食べていたのですが、さすがにこの名物料理を見逃すのが惜しくなり、チャレンジしてみることにしました。普段なら喜んで食べるのですが、やはり生ものには少し勇気が要ります。
 食べてみるとレモングラスの独特の風味が口の中に広がり、エビのカリカリした食感が後からついてきます。エビの味はほとんどしません、数種のハーブとナンプラーがミックスされた個性的な味です。濃い目の味なので、ご飯のおかずや酒の肴に合います。
 今回は残念ながら味見程度でしたが、次はお酒を飲みながら、じっくりと味わってみたいものです。

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