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March 24, 2006

№336 ストリートチルドレンの施設 その2

   子どもたちが暮らす住居
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その2
 ストリートチルドレンの救済活動をしている現地のNGO「VGCD」について、インターネットで調べました。正式名は「The Volunteers Group for Children Developmnt」、タイ名でグリム・アーサー・パッターナー・デックといいます。
 1992年からチェンマイ繁華街でストリートチルドレンの救済のために活動を続けてきた「先生」と呼ばれる中心スタッフが、1997年にVGCDを立ち上げた。このNGO(非政府組織)の主な活動は、ライフスキルトレーニング(生きていくのに必要な力を養うトレーニング)やアートセラピー、麻薬、HIV/AIDS教育などで、子ども達の生活環境の向上のための活動を続けている。
 現在、VGCDはチェンマイ県にドロップインセンターとセーフハウス(子どもの家)、そしてチェンライ県にドロップインセンターとセーフハウス(子どもの家)の計4つの施設を運営している。そのうちのチェンマイ県にあるセーフハウス(子どもの家)を見学させていただいたわけです。

 VGCDの調査によると、チェンマイのストリートチルドレンは、主に少数山岳民族のアカ族の子どもたちです。子どもたちは、タイとミャンマーとの紛争や、生活の苦しさ、貧しさから逃れて仕事を探すために、ミャンマー国境を越えてタイ最北端の町メーサイからチェンマイなどの都市へ出て行くのです。
 都市では公園やバスターミナル、街なかの空き家、市場などで仲間と一緒に暮らしていることが多い。服は1~2ヶ月同じ物を着たままで、たまに公園や公衆トイレなどで洗濯するか、古着を拾ってきたり恵んでもらったりしています。

 ストリートチルドレンになる理由として、
・家が貧しいためにお金を稼がなくては生きていけない
・親が子どもの面倒を十分にみない
・家庭内暴力に耐え切れず家をでる
・親を亡くし孤児となった。引き取り手の親戚から虐待をうけた
・紛争などで生活の場を追いやられた などがあるそうです。

 このようなVGCDの救済活動に対して、在チェンマイの日本人の学生やボランティアが、週末「子どもの家」に出かけて支援活動をしています。また、大阪府箕面市の任意団体「カルナーの会」が、里親制度をはじめ「子どもの家」の運営支援を行っています。
 http://www.kdn.ne.jp/~karuna/

 さて、日本人シニアのロングステイ希望地として人気が高いチェンマイです。ナイトバザールを歩くと、花売りをする子どもたちの姿を目にすることもあるでしょう。華やかなロングステイの滞在地として注目される裏側には、もうひとつのチェンマイの現実もあるわけです。
 ゴルフをはじめ、いろいろな滞在目的があるでしょう。しかし、チェンマイに生活し現地社会に少なからずお世話になっているのですから、この現実を知って何らかの形で支援をする、そのようなロングステイがあってもいいのではないでしょうか。
 

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