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March 26, 2006

№338 心地よいクルーズ

 チャオプラヤー川を行き交う貨物船
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 久しぶりのアユタヤへの日帰りツアー、帰りにはいつものチャオプラヤー川のクルーズ船のコースを選びました。
なんといっても、ゆったりと船に乗ると旅情を誘われるからです。
 アユタヤ観光を終えて、クルーズ船の乗り場へと向かいます。お寺の境内の先が桟橋になっていて、大きな3デッキの船が係留されています。これまで乗った中では一番大きなクルーズ船です。

 乗船して同じツアーのみなさんたちと1階のテーブル席に着き、ビュッフェスタイルの昼食です。早速トムヤムクンをはじめ数種類のタイ料理を取り、冷えたシンハビールで空腹を満たします。早朝の出発で空腹だったということもあるのですが、なかなかの味です。クルーズ会社によって料理の質に差があるようで、今回のランチはヒットということでしょう。
 食事をしている間にすでに船は桟橋を離れていて、ゆっくりとチャオプラヤー川を下り始めます。船内を見渡すと2階はヨーロッパ系の観光客で一杯になっていて、満席です。やはりクルーズ船は人気ですね。

 天気もよく船首のデッキに出てみます。少し霞んでいますが快晴です。しばしデッキチェアーに座りのんびりと景色を眺めます。川面をわたる風が気持ちよく、陽射しもそれほど気になりません。クリスマスの頃の陽射しは強くなく、ちょうどよい日光浴です。これが暑期だったらとても居られたものではありませんが。
 屋上のデッキにもランチを終えた乗客が三々五々やってきて、思い思いに日光浴を楽しんでいます。

 チャオプラヤー川の少し濁った流れが、あちこちに浮かんだ水藻を一緒に運んでいきます。そして、漁師の小船や幾艘か連なった砂利運搬船、そして船尾が住居になった貨物船などが、ゆっくりと航行していきます。
 岸辺には椰子の木々を背景にして、川にせり出すように水上家屋が建ち並び、女の人が川で洗濯をしています。しかし、さすがにこの時期には泳いでいる子どもの姿は見えません。
 そんな景色を見ているうちに、時間の流れがだんだんと遅くなっていくようです。

 バンコク市内に入ってくると川岸の緑は少なくなり、住宅や高層のマンションが増えて、田舎の風景から都会の風景へと変わっていきます。これまで全くなかった橋が現れ、いくつかの橋の下をくぐり抜けていくと、大きなエンジン音を響かせたエクスプレス・ボートや高速乗合船などと何度もすれ違います。
 いつの間にか時間がいつもの速さになり、だんだんと日常の世界に戻されていきます。

 左手に王宮、右手にワット・アルンが見えてきたら、まもなく3時間のクルーズも終わりです。西日を受けてオレンジ色に染まろうとするオリエンタル・ホテルを眺めながら、終点のリバーシティの桟橋に降り立ちます。 バスでは味わえない船の旅、何度乗ってもいいものです。

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Comments

チャオプラヤ川のクルーズはお勧めです。
オリエンタルやシャングリラホテルが運航するクルーズは高いので、一般の乗合ボートでも十分に楽しめます。
特に用事が無い昼下がり、市内からエクスプレスボートに乗って、約1時間でノンタブリへ(片道20バーツ前後)、ノンタブリの街を散策して、夕暮れに、またボートで市内へ。夕暮れ時、夕日に照らされたワットアルンなど、見所が多いクルーズになります。

Posted by: | March 26, 2006 at 09:42 AM

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