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April 19, 2006

№358 選挙直前はお酒が飲めない

 封印されたコンビニのお酒コーナー
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 この4月2日はタイの総選挙でした。ご存知の通り、与党愛国党が過半数の得票を得たものの大量の白票が投じられたこともあって、4日にはタクシン首相は退陣を表明しました。後継者選びなど今後の政局は、まだ流動的な状況です。

 さて、以前ブログに書きましたが、選挙直前の1日のPM6から2日のPM12までの2日間、お酒の販売が禁止されていました。 レストランやバーだけでなく、スーパーやコンビニでの販売も禁止です。それは「お酒を飲みすぎて選挙に行けない、また正常な判断ができなくなるおそれがある」というタイならではの理由からです。
 2晩もビールが飲めないのは大変とスーパーから缶ビールを買い出して、ホテルの部屋の冷蔵庫に冷やしました。これで準備万端だったはずでした。しかし、この時期暑期のタイです。この暑さがビールを欲することになるのです。

 1日の夕食はタイスキです。早めに食べ始めたので、かろうじてシンハビールを飲むことができました。PM6前には、ウェートレスがビールのお代わりは要らないか聞きに来てくれて親切です。
 この夜はニューハーフショーの「マンボ」に行ったのですが、なぜかワンドリンク・サービスにグラスビールが出てきました。ビールくらいならと、ここでは多少柔軟な対応なのでしょうか? 
 その帰りにホテル近くのセブンイレブンに寄ってみたところ、お酒のコーナーはダンボールで目隠しをされ告知の紙も貼ってあって、厳格に販売禁止を守っています。警察も見回りをしているらしく、法律は遵守されているようです。

 投票日の2日は、アユタヤへ初めて列車で行ってみました。この日は朝から天気がよくて気温はどんどん上昇し、遺跡めぐりをする頃には40℃近くまで上がっていたでしょう。 ミネラルウォーターを手にして、移動にはトゥクトゥクに乗ったのですが、びっしょり汗をかきます。喉が渇いてきて、時間とともにだんだんビールが恋しくなってきます。
 トゥクトゥクの運転手トンさんに、セブンイレブンに寄ってもらいましたが、はやり売ってくれません。あきらめてアユタヤ駅に戻りました。

 とっくにお昼も過ぎ、ランチを探して駅前の道を歩いていると、ゲストハウスから「部屋あるよ、食事できるよ」と片言の日本語で声を掛けられました。「ビール飲める?」と聞くと「OK,OK!」との返事。即座にテーブルについて待っていると、どことなく胡散臭いこのマネージャー氏、奥から出てきて「今日は選挙でダメよ」と一変。 騙されたと思いましたが、仕方なくミネラルウォーターをがぶ飲みして、まぎらわせました。 
 結局、ホテルの部屋に帰りシャワーを浴びて、冷蔵庫の冷えたビールを飲んで一息ついたのでした。

 お酒が好きな方は、選挙の時や仏教で決められた禁酒日には、タイに行くのを避けた方がいいかもしれませんね。

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