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April 25, 2006

№364 国境の街 メー・サイ その2

   サーイ川に架かる橋が国境
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その2
 街の広い道路の両側には多くのお店が立ち並び、バイクタクシーや車でごった返しています。 その道路の正面に門型をした出入国管理事務所が建っていて、この建物の下を抜けるとすぐ先がミャンマーです。
 今回はミャンマーに入国しませんので、ここを通らずに右側の商店街沿いに歩いて“国境”を見に行きます。 白地に金文字で「THE NORTHERN MOST OF THAILAND」のモニュメントをくぐると、目の前が国境でした。

 きれいとはいえないサーイ川に橋が架かっていて、その両端にはタイ国旗とミャンマーの国旗がひるがえっています。 橋の向こう側には「UNION OF MYANMAR」の文字が書かれた青いゲートが見えます。
 歩道を地元の人たちが行き交い、荷物を満載したトラックが主にミャンマーの方へ通過していきます。ガイドのソンブーンさんの話では、タイからは米、セメント、工業製品などの物資が運ばれていて、反対にミャンマーからの物資は少なく、主に労働者がタイへ働きにくるのだそうです。 そしてミャンマーには「麻薬とカジノ」があることでしょうかと付け加えました。
 
 そんな人と物資と車が往来する光景をみていると、あっけないほど狭く、飛び越えられそうなくらいのサーイ川を挟んだだけの国境なのですが、まさに“国境”が実感できます。この川幅では夜陰にまぎれて越境することは簡単ですし、実際不法入国を手引きするブローカーがいるとのこと。「メコン川の向こうがラオスです」というのも国境ですが、また別物の国境がここにはあります。島国の日本人にとっては、ある意味で感慨深いものです。
 外国人の場合、パスポートを提出し250バーツ(約750円)を払うと、タチレクの街だけに滞在できる日帰りのビザを発行してもらえるそうです。 物価はミャンマーの方が安いのですが、たいして買うべきものがなくお寺の観光くらいということでした。 また、国境は政治情勢などの理由で閉鎖されることがあるといいます。

 この付近には宝石店や土産物屋が軒を並べています。ルビーやヒスイなどが主です。ミャンマー原産のものが多いのでしょうが、国境の街の宝石はなんだか偽物っぽい感じがして買う気がしません。
 滞在中、最も暑くなった昼下がり、国境の熱気を感じながらメー・サイの街を後にしました。

 なお、この橋の東約2.5kmに今年1月「タイ・ビルマ第2友好橋」が開通したという新聞記事を読みました。
第2友好橋は、メコン川上流地域の国境貿易と観光業の活性化を目的としたもので、両国の行き来だけでなく中国南部へのアクセスも可能にするものとして期待されています。
 つぎに訪れる時は、この第2友好橋からミャンマー側へ渡ってみましょうか。

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