« №371 灼熱のバンコクを歩く その4 | Main | №373 灼熱のバンコクを歩く その6 »

May 03, 2006

№372 灼熱のバンコクを歩く その5

  チャイナタウンの賑やかな通り
20050331_dscf0725

その5
 ワット・ポーの裏手の入り口と僧房との間の道を抜けて、プラ・ピターク通りからパフラット通りを東へと歩き、次はチャイナタウンを目指します。 ワット・ポーからチャイナタウンまでかなりの距離です。帽子をかぶり、時折ペットボトルの水を含みながら急がずに歩きます。
 11時をまわって太陽は快晴の空高く上り、自分の影がほとんどできません。刺すような陽射しが、地面を容赦なく照りつけます。気温はどのくらいあるのでしょうか、体感温度としては40℃近くという気がします。

 途中、道路の反対側から迷彩服を着たスタッフに声を掛けられました。振り向くと射撃場の看板が見えます。どうやら観光客に実弾射撃させる射撃場のようです。 アメリカや韓国など観光用の実弾射撃場があることは知っていましたが、バンコクにもあるのですね。横目に見つつ立ち止まらずにそのまま歩きます。
 
 パフラット通りに入るとパフラット市場の一角に差し掛かり、急に買い物客が増えました。服や布地を売るインド人が経営する店が多く、インド人街とも呼ばれているようです。 美しいタイの民族衣装も店先に並んでいます。車道側にも露店が店開きをしているので、歩きにくくて前から来る人とすれ違うのも一苦労です。
 市場の中は、服地屋さんばかりです。カラフルな布地が所狭しと並べられ、忙しそうに商品を運ぶ店員や、服地を買い求めにきた女性客で賑わっています。 インドやアラビア風の衣装も仕立ててくれるそうですから、女性の方は一度足を運ばれるのも面白いかもしれません。
 
 チャクラペット通りを渡るとサンペーン・レーンに突き当たりました。地図ではパフラット通りから真っ直ぐの道なんですが、サンペーン・レーンはアーケードになっていて道幅も狭く、両側にはぎっしりとお店が並んでいます。 いかにも古くからの市場といった風情で、多くの人々が通りの入り口を出入りしています。中に入ると通りというよりも、非常に狭い“路地”といった方がぴったりです。
 雑貨、洋服地、靴、おもちゃなどを扱うお店が通りに張り出していて、前に進むのもやっとです。サンペーン・レーン全体が混沌としていて、何か昔の時代にタイムスリップしたような異空間です。
 ずっと通りは続いているようなのですが、狭い通路で歩きにくいのと、蒸し暑く雑然とした空間に閉じ込められたような気がするので、この通りを抜け出しました。ヤワラー通りに出た瞬間、過去から現在に戻ってきた気がしました。何ともサンペーン・レーンは不思議な通りです。

 ガイドブックによると、サンペーン・レーンは古い商店街で、19世紀のバンコクを彷彿とさせる通りなのです。 かってはクーリーと呼ばれた労働者が荷物を運び、彼らに部屋を貸す旅社や娼館が軒を連ねていたそうで、現在でもこの周辺の建物は、その当時の雰囲気を漂わせています。 どうりで昔にタイムスリップしたような感じがするはずです。

つづく

|

« №371 灼熱のバンコクを歩く その4 | Main | №373 灼熱のバンコクを歩く その6 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84814/9803271

Listed below are links to weblogs that reference №372 灼熱のバンコクを歩く その5:

« №371 灼熱のバンコクを歩く その4 | Main | №373 灼熱のバンコクを歩く その6 »