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May 04, 2006

№373 灼熱のバンコクを歩く その6

    フレッシュな生のライチー
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その6
 ヤワラー通りからファランポーン駅へかけての一帯が、チャイナタウンです。見渡すと漢字の看板や文字があちらこちらに見受けられるようになりました。いつに間にかチャイナタウンに入ったという感じで地図を広げていると、中国系のタイ人が「道を教えましょうか(多分)」と親切に声を掛けてくれました。タイ人は親切だといいますが、声を掛けられたのは初めてです。
 ファランポーン駅の方へ東に歩くとだんだんとチャイナタウンらしくなってきます。歩道に立っている電話ボックスは中華風の造りで、屋根には「財」の文字が刻んであります。 さすがチャイナタウン、電話ボックスまでチャイニーズしています。街角では栗を煎って甘栗を売る光景に出会い、思わず足を止めてしまいました。

 ヤワラー通りを歩いていると、中華食材を売る商店が軒を並べる横丁を見つけて入り込みました。狭い通路なので、買い物客とすれ違うのも一苦労です。果物や野菜だけでなく、干しエビや干し貝柱などの乾物類を扱っている店など、通路の両側にはいろいろな食材が所狭しと並んでいて、思わず惹きつけられます。ここなら、あらゆる中華の食材が手に入りそうです。
 蒸し暑い空気と人いきれの中、乾物やザーサイなどからの混然と入り混じった臭いが、肺の奥深くまで充満しむせ返ります。いかにも中華の市場といった喧騒と賑わいです。正にここは“バンコクの中の中国”です!

 この横丁のそばの果物屋さんで、ライチーを買いました。300gくらいで60バーツ(約180円)です。ちょっと高いかなと思いましたが、考えてみると生のライチーを食べたことがありません。いつも冷凍のものばかりです。そう思い直して買うことにしたのです。食べてみると、少し舌がしびれるような感覚がありますが、フレッシュでさっぱりとした味です。冷凍ものとは、やはり一味違います。

 さて時間も12時をまわり、喉の渇きを癒すためにもお昼を食べたいところです。夜になると海鮮中華を出す安くて美味しい屋台が出るのですが、この時間では無理です。仕方ないので、地元の人がお昼を食べている庶民的な中華料理店に当たりをつけて飛び込みました。
 「漢南楼」というシーフード中心のレストランで、買い物にきたらしいおばちゃん達でテーブルは、ほぼ一杯です。レストランのオーナーらしいおばあちゃんが注文を取りにやってきて、シンハビールの大瓶と「香港シーフードヌードル」の小(60バーツ、約180円)を頼みました。

 よく冷えたシンハビールを一気に飲み干します。「うまい!」。この暑さのなか歩いたのと少しの疲れが一層ビールを美味しくさせます。喉を潤し、空腹の胃に沁み込んでいきます。これまでバンコクで飲んだビールで一番うまかったのは言うまでもありません。
 「香港シーフードヌードル」もなかなかの逸品です。細麺にエビ、イカとネギをさっと炒めて、オイスターソース仕上げた料理です。 このネギのシャキシャキ感がたまりません。ビールとも合って、すごく美味しい一品です。このままでも十分美味しいのですが、ここはタイ流に唐辛子パウダーと唐辛子エキスを少々振りかけて食しました。これも悪くありません。
 オーナーのおばあちゃんに「アローイ(美味しいよ)」といっても通じません。中国語で「好吃(ハオ・チー)」と言わないといけなかったみたいです。いずれにしても、地元の人たちで混んでいるレストランに入るという鉄則を守って正解でした。
 
 冷たいビールと美味しい中華に大満足して、最後の目的地「ワット・トライミット」へ向かいます。

つづく

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