« №378 タイには本当にトンネルがないらしい | Main | №380 地域のよりあい処 「亀や」 »

May 10, 2006

№379 団塊8人が寺子屋塾

  プルメリアの花 アユタヤにて
20050402_dscf0866

 2006年5月4日、西日本新聞の記事からです。
 地域に根ざした「団塊新文化」をつくっていこう。鹿児島に住む団塊の世代の男性8人が今春、異業種交流グループ「団塊寺子屋・夢追塾」を結成した。 焼酎を飲みながら夢を語り合い、若者たちに新しい地域文化を伝えていくことを目指している。 「次世代のお荷物にならず、はつらつと生き抜く」というのが8人に共通する思いだ。

 参加資格は「郷土を国際的な視野で語り、焼酎をこよなく愛飲する団塊人」。 “塾則”は、①健康より元気が一番(病気がちでも元気なら新しいことが始められる) ②故郷の誇りを失わない ③次世代に残す地域文化の構築 の3つだ。 鹿児島シティエフエム専務の米村秀司さん(57)が世話人となり、知り合いの焼酎会社や建設会社の社長、大学教授、ホテルマンらが集まった。

 発足会は4月8日、鹿児島県日置市にある米村さんの自宅庭で開いた。
ねんりんピックに最高齢テニス選手として参加し、会員らが「こんな高齢者になりたい」という石神兼文・鹿児島大学藻元学長(89)も塾顧問として参加。 会員の皆村武一・同大法文学部教授が「海外メディアは明治維新をどう報道したか」をテーマに語った後、中央と地方の格差や地域活性化について意見交換した。

 焼酎は飲めなくてもいい。郷土イコール鹿児島でもない。思い出や体験談など過去の話ではなく、これからどうするかを語り合うのがルールだ。米村さんは「組織で肩書きを持っていた人が定年退職後、地域社会の活動に参加しても、昔の体質が抜けず命令口調になってしまい、結局脱会するケースが多いという。今のうちにいろんな業界の人の話を聞き、新たなことに挑戦していきたい」と話している。


 2007年から定年を迎え始める団塊の世代が、どのようにしたらはつらつと生きられるのかが大きな課題です。「元気で生き生きとした高齢者」になりたいというのは、みな共通の願いだと思います。 それには、退職後肩書きがなくなって、自分の住む地域社会で個人として暮らしていくための工夫が必要です。現役時代の意識やものの考え方を地域に生きるひとりの個人として、少しずつ変化させていかなければなりません。
 この鹿児島の事例のように、異業種の人たちが集まって焼酎を酌み交わし、過去の話ではなく将来の夢を語り合うという取り組みは素晴らしいことだと思います。

 これまでの考え方や生き方を一旦遮断して、現在の自分を見つめ直し、将来の夢を構想する。はつらつとした生き方をするために、このようなプロセスを経ることは、会社中心の人生を送ってきた人にはより有効だと思われます。肩書きを外して、 “素の自分”として新しい人間関係や地域社会での付き合い方を構築し直すことが重要です。 鹿児島の取り組みは、その実践例として期待されます。また海外のロングステイもそのような機能があると考えています。
 団塊の世代のみなさん、少しずつ「はつらつと生き抜く」ための準備を始めましょう。

|

« №378 タイには本当にトンネルがないらしい | Main | №380 地域のよりあい処 「亀や」 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84814/9906656

Listed below are links to weblogs that reference №379 団塊8人が寺子屋塾:

« №378 タイには本当にトンネルがないらしい | Main | №380 地域のよりあい処 「亀や」 »