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May 30, 2006

№399 退職後は大学で学ぶ パート2

  チェンマイ郊外のリゾートホテル
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 大学や大学院に進学する社会人や、リタイア後大学で勉強しているシニアが増えているということで、昨日西日本新聞の「退職後は大学で学ぶ」という記事を紹介しました。
 この記事を載せる前のことですが、ブログの読者の方からこのようなメールをいただきました。

 はじめてお便りさせて頂きます。
 週に2~3回は「シニアの新しい生き方としてのロングステイ」を楽しみに拝読させて頂いております。
 私は現在52歳で、勤めている企業が今年買収されたのを契機にサラリーマン生活にピリオドをうち、まさしく第二の人生に踏み出そうとしております。有難いことに転職の口もいくつかあったのですが、この一年間程、学生時代も含めて古くからの友人・先輩と会って、今後の人生について情報交換やらアドヴァイスを受けていくなかで、ひとつの方向性が掴めそうな気がしてきました。

 それはサラリーマンとしての第二の人生ではなく、自分を育ててくれた社会に何らかの形で恩返しをしながら生きていけないだろうかという事でした。具体的なアクション・プランとしては、今年の秋か来春から大学院進学を視野に入れております。テーマの方向性としては「NGOを媒体としての団塊の世代の開発途上国への知識移転」を追求したいと考えております。 今一番自分が見えないものは、卒業後、果たしてその様な分野での活動が現実的に可能かどうかです・・・。
 他方、親友で全国紙の記者を辞し大学院進学後、ジャーナリストとして活躍の場を求めている人物がいます。彼からは大学院よりも今実行したい事があれば「勉強よりも実践」を優先すべきだとの助言があります。
 池邉様は九州大学大学院に進学され、かつタイにて現場調査も実施さてているやにお見受けいたしましたので、小生の方向性について何か御助言頂ければ幸甚に存じます。

 このご質問に、このように返信しました。

 いつもブログを見ていただきましてありがとうございます。近日中に「退職後は大学で学ぶ」という内容の記事をアップしようと思っていたところです。
 何事も“思い立ったが吉日”ですし、 “行動することの大切さ”をロングステイの実践者の方々から教えられました。それが自分の人生を豊かで生き生きしたものするキーワードだと思いますし、そして自分の知識や技術を社会のために貢献できたらやりがいや生きがいを感じられることでしょう。

 わたしの場合は、社会に貢献できる専門的知識がなかったので、大学院に進学しました。現在は、わたしが持っている研究内容や情報をブログで紹介したり、専門学校の教壇に立つことで、少しは人のためになっているのではと思っています。
 すでに開発途上国を支援できる技能をお持ちでしたら実行に移されればいいでしょうし、不十分と思われるのなら、大学院で学んでからでもよいのではないでしょうか。何事も始めるのに遅すぎることはないのですから。ご健闘をお祈りいたします。

 思いつくままを書いたので、どれほどお役に立ったかは自信がありませんが、このようなメールをいただいたことは大変嬉しいことです。「自分のやりたいことが見つかったら、まずやってみること」が大切ではないでしょうか。見つかっただけでも、すでに目標の半分は達成しているといっても過言ではありません。後はその目標に向かって行動し実行に移すだけです。
 昨年、わたしが教えている学生に「わたしの夢」という作文を書かせました。ひとりの女子学生がこう書いていました。 「今しかできないこと、今したいことを日々見つけて実行したい」。これが夢だというのです。19歳の学生がなぜこんなことを書けるのかと正直驚きました。まさに人生を生きていくヒントが詰まった素晴らしい言葉だと思います。
 ちなみにこの学生は成績は決して上位ではありませんでしたが、目標とする難関の資格試験に見事合格しました。祝福するとともに、これはまぐれではなく必然だと納得した次第です。

 目標が定まったら、今日から最初の一歩を踏み出し、毎日続けることです。躊躇する必要はありません。実際にやってみると、分かることや発見があります。そこからまた考えればいいのです。軌道修正もOKです。ただし100%完璧にやろうとしないこと、60%で十分合格です。重要なのは60%を「毎日続けること」です。 毎日続けることこそが、“自分らしい人生”につながるのではないでしょうか。

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