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July 03, 2006

№433 国内版ロングステイ「二地域居住」

  マーケットに並んでいるマンゴー
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 「滞在型観光 九州で実験」という新聞記事が、2006年6月25日の西日本新聞に載りました。また同じニュースがNHKでも放送されました。

 国土交通省は、団塊の世代の大量退職で新たな観光市場になると期待される1週間以上の長期滞在型観光について、その環境整備を行う初めての実証実験を今年9月から九州で実施することを明らかにした。
 実験参加地域は、長期滞在用に宿泊施設の低料金化や体験型の滞在プログラム、公共交通機関の利便性向上策を検討中。実験参加者に体験リポートを書いてもらい、全国に先駆けた九州型の長期滞在観光の在り方を探る。

 実験に参加するのは、別府、阿蘇、雲仙、佐世保・波佐見、五島の5地域。同省によると、首都圏と福岡都市圏の団塊の世代を主な参加者に想定。宿泊施設は、長期滞在向けに朝・夕食がない泊食分離型とし、別府では別荘も活用する。宿泊料金は施設で異なるが、阿蘇では1週間(6泊)で18000円という低料金もある。
 長期滞在に必要なプログラムも、各地域が特色を生かしたテーマ型の体験メニューを用意。
 五島は定置網体験などの「海の収穫祭」を実施。佐世保・波佐見は「窯元弟子入り」やハウステンボスでのオリジナルのオルガン製作などを計画。雲仙は野菜収穫と地元農家との夜なべ談義などを用意。阿蘇の「心身再生プログラム」は、黒川、小田、杖立などの温泉をめぐる地域内路線バスの乗り放題券を用意する。

 国交省によると、2007年からの団塊世代の大量退職で、地方に長期滞在する観光客増加や、年間のうち農村などに1~3ヶ月程度滞在する「二地域居住」と呼ばれる生活様式が都市住民に広がると予想される。北海道では民間旅行会社が移住誘致の長期滞在ツアーを実施している。
 同省は「九州には豊富な体験・交流の素材があり、テーマ型の長期滞在の可能性を探る適地」と評価、九州での実験を決めた。

 この記事を読むと、今回の実験がまだ観光の延長上の長期滞在のような印象を受けます。しかし「二地域居住」といわれる国内版のロングステイを視野に入れている点は注目されます。
 年間1~3ヶ月、農村で生活体験するライフスタイルが、今後かなり定着するのではないでしょうか。この実験が「二地域居住」に必要なプログラム開発につながることを期待したいものです。

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