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July 14, 2006

№443 地域にデビューする

 ブログ「ココログ」のメンテナンスのため、12日に配信できませんでした。お詫びいたします。

    チェンライの王立植物園
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 会社人間だった男性にとって、定年後どのように「地域デビュー」するかは、大きな課題です。その事例紹介の記事が、7月6日の朝日新聞に載りました。

 3年前、定年を迎えた東京都墨田区の吉田修さん(64)。「地域のために何かしたら」という妻のヤスコさん(59)の勧めで入った地元ボランティア団体で、今は会長として忙しい日々を過ごしています。
 墨田区のシニア活動施設「いきいきプラザ」。週3回開かれるパソコン教室を、吉田さんは時々のぞくことにしている。平均60歳を超える参加者たちは、老人クラブの会報や暑中見舞い、俳句集を作ったり、孫とのメール交換をしたり。思い思いに楽しみながら学ぶ。

 吉田さんは高卒で入った外資系のコンピューター会社に42年勤めた。5年前に引っ越してきたが「ずっと隣人の顔も知らなかった」。 一方、社交的なヤスコさんは町内会に出たり、生協の勉強会に参加したり、最近は家で近所の人に英会話を教えるなど、地域と積極的に付き合ってきた。

 03年夏。吉田さんの定年退職を前に「ずっと会社人間だったから、居場所に困るだろう」と心配したヤスコさんは、区の広報紙で「てーねん・どすこい倶楽部」立ち上げのニュースを知り、すぐに入会を勧めた。人材を登録し、ボランティアが必要な場所やイベントに紹介したり、教養セミナーを開いたり、中高年の生きがいづくりを支援していくという。
 8月、吉田さんは「パソコンなら教えられます」とシニア人材バンクに登録。12月から教え始めた。最初の1年間は戸惑いの連続だった。会員は個人経営者や専業主婦など様々。物事を決める手順や団体行動のルールなど、会社とはすべてペースが違う。意見の衝突もあった。
 それ以上に、会員の個性に目を見張った。 「個性をどう生かすかが大事なんだと気づいた」。吉田さんの個性は事務局で発揮されるようになった。そして04年1月、年長の会員に「4月から会長に」といわれた。

 パソコン教室の参加者は累計180人を超え、「教え子」が今は講師を務める。近所に知り合いが増え、道であいさつしたり、あいさつされたりが、いつの間にか当り前になった。 「こんなに変わるとはね」とヤスコさん。

 吉田さんの場合は、自分の技能や個性を生かしたボランティアを通して、上手に地域デビューができています。
ご近所に知り合いが増えて、スムースに会社人間から地域人間へと変わることができた訳です。
 そのためには「個性をどう生かすか」がポイントだとおっしゃっています。何か他の人に役立つ自分の経験や技術などを地域社会に還元していくことが、地域にも喜ばれるし、自分自身の生活のはりあいにもつながるはずです。 リタイアして失った仕事という社会的な役割を、自分の個性を生かすことで新しい役割を創造してみてはいかがでしょうか。

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Comments

余計なお世話かもしれませんが、新聞の記事を引用される場合に、許諾を取っておられますか?要約するならいざ知らず、ほとんどそのまま引用すると、著作権に引っかかるのではないかと思います。このブログが、多数の読者を持って発展していくためには、こうした権利関係に配慮された方が良いと思います。

Posted by: ヨシ | July 18, 2006 at 01:16 PM

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