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July 21, 2006

№450 タイの国歌

 国王の肖像画に対し整列する軍隊
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 タイの国歌は「プレーン・チャート」というそうです。日本では「君が代」が流れるのは、学校の入学式や卒業式など公的な式典の際などに限られています。わたしがよく耳にするのは、ヤフードームにホークスの試合を観戦しに行った時です。試合開始前に国旗掲揚の際に「君が代」が流れ、監督・選手だけでなく観客も起立して聞くわけです。試合前の緊張感とともに気持も引き締まります。
 
 タイでは国歌が毎日2回流れます。駅やバスターミナル、空港といった公共の場所で、毎朝8時と夕方6時の2回流されます。知ってはいたのですが、これまでこの時間帯に居合わせなかったせいか実際に聞いたことはありませんでした。
 ただ映画館に行った時、上映前にプミポン国王の映像と国王賛歌が流されて、他の観客が立ち上げるのを見てあわてたことはあります。タイ人だけでなく外国人も起立していました。映画館で国王賛歌が演奏されるとは知らなかったので、一瞬何事かと思いました。

 今年3月、列車でアユタヤに行った際、バンコクの中央駅であるファランポーン駅でタイの国歌を聞きました。公共の場所で聞くのは初めてです。8時前に駅に到着して3等車の切符を買い時刻表を確かめようとした時でした。
 駅構内の中央奥の壁にはプミポン国王の肖像画が掛けられていて、その前に一団の軍隊が整列したかと思うと、8時ちょうどに国歌が流されました。軍隊は国王の肖像画に対して直立不動のまま、そして駅構内にいた一般の人たち全員がその場に立ち止まって、プミポン国王に敬意を表します。これまで雑踏でざわついていた構内は静まり返り、国歌だけが響き渡ります。

 国歌の演奏が終わると、人々は何事もなかったようにまた動き出しました。このような光景は日本では見られません。プミポン国王に対するタイ国民の敬愛の情が感じられた時間でした。

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Comments

>タイ人だけでなく外国人も起立していました。
チェンマイへ遊びに行ったとき、ナイトバザールの喫茶店で丁度PM6時を迎え、国歌が流れて来たので、周りがどうするのか見ていましたが、人々は何事もなかったようにしていて、結局、何事も無かったです。
これば、バンコク限定の恒例行事なのでしょうか?

Posted by: 読者 | July 21, 2006 at 10:46 AM

タイの歌との最初の出会いは、45年前バンコクに初めて駐在した時に遡ります。当時文化的な娯楽が少なく、毎月日本映画が1-2本(小林旭主演ものが多かった)場末の二流館(記憶が定かでないが、ヤオワラートだったと思う)で上映されていました。開演前に音楽が流れ、入場者全員が起立して合唱していました。私は「国歌」と思い、唱和しないとまずいと思い、社内のタイ人からゆっくり歌ってもらい、「カタカナ」で何とか覚えました。意味はともかく丸暗記で、発音も正確かどうかあやふやのものでした。

20年程前に再びタイに関心を持ち、雑多な勉強をしていますが、実は「国歌」は「プレーン・タイ」で、「プラ・テートタイ ルワム・ルェアット ヌェア チャート チェア タイ・・・・・」の歌詞で、映画館で合唱していのは「国王賛歌=サンスーン・プラ・パーラミー」だったことを知りました。その時調べて歌詞の意味、タイ語の正しい発音も知りました。言うなれば「変な外人の歌」の範疇でした。

若い時は、変な発音ながら最後まで歌えたのですが、今では歌詞の最初「クァーウォラ プッタジャオ アオマレシラクラン
ノップラプミバアン ブン ヤ ディレーク」のところまで、後は途切れ途切れの状態です。最近はタイ国内の映画館には、行ってませんので状況は判りません。在日のタイ人に「国王賛歌」歌ってと頼んでも、最後まで完全に歌える人の方が少ないように見受けます。最も日本でも「国歌」を歌えない若者も居るようです。

Posted by: クン・ポー | July 21, 2006 at 05:23 PM

タイのロングステイと全然関係ない話になってしまいますが、
タイを始め、中国、米国国歌の歌詞なんかを読むと、日本の国歌は「君が代」でいいのかな?と思ってしまいます。

Posted by: 君が代 | July 22, 2006 at 03:08 PM

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