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August 12, 2006

№470 少数民族の村でウルルン滞在記

  店番をするアカ族の子どもたち
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 タイ北部の山岳地帯を中心に多くの少数民族が暮らしています。その数は75万人といわれていて、カレン族、リス族、広く分散しているモン族、アカ族、ヤオ族など、大きく9つの部族です。 彼らは独自の文化や言語を持ち、その美しい民族衣装はそれぞれの民族の特徴でありアイデンティティでもあります。
 また彼らの工芸品や民芸品は貴重の収入源となっていて、チェンマイやバンコクでもアカ族の女性が民族衣装を着てお土産品を売っている姿を目にしたことがあるでしょう。

 彼らの生活ぶりを実際に見たくて、これまでにカレン族、アカ族、ラーウ族、メオ族の村々を訪問しました。タイ北部の標高約1500mの高地に、カレン族、アカ族、ラーウ族の集落が隣接するように点在していました。またメオ族の村は、チェンマイの西のドイステープ山をさらに奥に入ったところにあります。
 どの集落も標高が高く、すぐそこに雲が流れているような山深いところです。うっそうとした緑の木々に囲まれて、質素な作りの萱葺き屋根が並んでいます。

 黒の服地にきれいな刺繍を施した上に、銀色の金属を貼り付けた民族衣装を持つアカ族の集落は、30戸ほど萱葺きの家が山の斜面に張り付いていました。壁は竹を交互に編んだものという質素な家々です。家の中は薄暗く地面にそのまま生活しているようです。
 ぬかるみそうな赤土の道を行くと数羽のヒナをつれた鶏が歩き回り、村にはほとんど人気がありません。村の男たちは山へイノシシ狩りや畑仕事に出ているとのこと。若い女性は仕事を求めて都会へ、孫を背負ったおばあちゃんが観光客相手に彼らが作ったアクセサリーなどの装飾品を売っています。

つづく

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Tracked on August 12, 2006 at 11:35 AM

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