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August 13, 2006

№471 少数民族の村でウルルン滞在記 その2

  機を織るカレン族の若い女性
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その2
 “首長族”で有名なカレン族の集落は、アカ族の村からさらに15分ほど歩いた周りを山に囲まれた窪地にありました。この集落へは歩いてしか行けません。ですから生活物資も人力で運ぶことになります。
 小さな村の人口は約100人。20戸ほどの高床式の茅葺の家が、村の真ん中の細長い広場を挟んで軒を並べています。男たちの姿はなく、若い女性とかわいい子どもたちばかりです。

 集落へ向かう一本道で初めてカレン族の女性に出会いました。その首の長さを実際に自分の目で見てみるとやはりインパクトがあるものです。知っていてもこうですから、知らずに出会ったら腰を抜かすほどびっくりすることでしょう。お洒落のために真鍮のらせん状の「金輪」を5歳から着け始めるのですが、美しさの基準が民族によって全く異なることを思い知らされます。
 
 カレン族は色白で、顔立ちもタイ系というより中国系に近いようです。首が長いせいか体型はスリムに見えますし、どの女性も若くて妊婦さんもいます。よく見ると膝下に首輪と同じ金輪をはめていますし、銀色の腕輪もしています。実際に金輪を手に持ってみると3~4㎏はありましたので、全部でどのくらいの重さになるのでしょうか。 
 金輪を着けていると都会では目立ちますし、外すこともありませんので、カレン族の若い女性は村で機織りをしたり、美しい刺繍をお土産品として売っています。家々の軒先が、彼女らの機織り場とお店になっています。

 近くのアカ族の集落には、電柱から電線が張られていますし、アンテナも何本も立っていました。数年前に電気が引かれたそうで、粗末な家屋でも電灯が点き、テレビも見られるようです。
 しかし、カレン族の村には電気が通じていないようです。ランプの灯りか自家発電でもしているのでしょうか。もちろん水道もあるはずはありません。
 
 どこも好奇心そそられる平和な村々ですが、しばらくここに暮らしてみたらどうなんだろうか? でも無理だろうなと思ってしまうのでした。

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