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August 29, 2006

№487 トロピカーナの住人たち

    緑が多い「トロピカーナ」
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その1
 チェンマイ旧市街の北側の外周道路から少し入った所に、アパート「トロピカーナ」はあります。 東側の緑豊かな中庭に面して、まだ新しく白い3階建てのアパートが「トロピカーナ」です。ツインの部屋が20室、日本人ロングステイヤーでほぼ満室とのこと。
 
 たまたま空いている部屋を見学させていただきました。部屋の広さは3.8m×7m、シングルベッドが2つと窓側には机が置いてあります。単身のロングステイだと十分の広さがありますし、短期滞在でしたら2人でも大丈夫です。窓からは中庭の木々が風に揺れているのが眺められて、落ち着いた雰囲気の部屋です。
 テレビ、冷蔵庫、エアコンは備え付けてあります。テレビは衛星放送のNHKワールドが観られますし、アパートで取っている読売新聞を読むこともできます。流しはありませんが、240Vなので電気コンロでご飯も炊けますし、ほとんどの料理ができるそうです。ですからタイ料理が口に合わず日本食しかダメという人は、部屋で自炊する人が多く、日本食堂で済ませる人もいるとか。
 毎月の家賃は5000バーツ(約15000円)と格安です。単身の長期滞在者にとってはありがたい家賃と言っていいでしょう。これに5バーツ/kwhの電気代と月50バーツの水道代(井戸水なので安い)が加算されます。

 「トロピカーナ」の経営者の山口 誠さん(52)によると、入居者全員が日本人。できるだけ長期契約という希望者が大半で、1組だけが二人住まい、その他の方は単身(内1名は女性)のロングステイヤーだといいます。ほとんどの方がリタイア組ですが、とりわけ50歳前後の早期退職者が多いそうです
 「住人のみなさん、それぞれ個性的な方ばかりですよ。年に1~2回、日本に帰国されているようです。ロングステイ・ビザを取得している人は、約半数ですかね。そうでない方はミャンマーとの国境の町メーサイまで行って再入国しています」。

 山口さんにいろいろ話を伺っているうちに、「トロピカーナ」の住人の方々が、一人ひとりと1階のサロンに降りて来られました。

つづく

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Comments

日本から5000kmも離れた土地でありながら、アパート全室が日本人で独占されているとは、奇妙な現象ですね。
ゲットーという言葉がありますが、まさにゲットーそのものでしょうか。
ここに、チェンマイロングステイの特殊性が顕著に現れています。
たしかに、中高年で、英語もタイ語も不自由となると、同じ国民同士で群れたがるのは理解できないこともありませんが、これでは、海外へ居住する意味なんて全くないような気がします。
辛口になりますが、やはりカルチャーショックに戸惑いながらも、タイ国民及びタイに長期滞在する外国人(非常に多いです)と共生するような環境で生活してこそ、真の海外ロングステイと言えるのではないでしょうか?

Posted by: Vios | August 30, 2006 at 01:15 AM

Viosさんの真の「海外ロングステイ」とは何を意味するかは知りませんが、当事者は実際に何年も過して居られるのだから、何処に住まおうが、其れでよいのでは?と思いますが....
日本には、何世代もロングステイして居ながら同胞意識の強い外国人集団がいるので、あまり良い印象は無いですが、
問題はタイ人がどう思うか次第ではないですか?

Posted by: dokusya | August 30, 2006 at 01:08 PM

ロングステイについて多少長くなりますが、私の思いを書かせていただきます。私事で恐縮ですが、今から45年前26歳の時に、初めてタイ国に赴任し足掛け4年間駐在員生活を経験しました。その当時は当然「仕事中心」で、息抜きはナイトライフと日曜日のゴルフのみでした。タイ人はじめ外国人、いや日本人との付き合いも「仕事絡み」で、個人的な付き合いは殆どありませんでした。一般的に「無事に任期を務めて帰国する」事を考え、現地人と溶け込もうとか、現地に骨を埋めよう等と考える日本人は、恐らく居なかったと思います。その後39歳で脱サラ独立しました。事業もどうやら軌道に乗り、(私は喘息の持病があり、寒い冬は苦手)タイをはじめ東南アジアとの取引を通して、年の半分ずつを日本と東南アジアで、仕事即生活をしようと考えました。従いまして50歳頃より、本格的に勉強・活動を開始しました。が、企業としての体力不足で、夢を叶えることは出来ませんでした。

さて古希を過ぎた現在、仮にタイ国に居住する事が出来るかどうか?考えてみますと、先ず地域にどのようにして溶け込むことが出来るかです。タイ人社会は「階級社会」ですから、日本の一老人を「どんな階級社会」が受け入れてくれるのでしょうか?前述のような生活をしてきた人間が、一個人と成った時には(日本社会でも近年、人間関係は希薄になりました)過去のことは「マイ・キアオ=関係ない」です。

言葉の問題もありますが、その気があり多少努力すれば、日常生活は何とかなると思います。と言いましても(私も経験がありますが)母国語を何ヶ月も喋れない生活は、とても耐えられません。と言って「日本人と屯する」のも(自分自身意義を認めれば別ですが)どうかと思います。

毎日の衣は兎も角「食・住」は・・・・確かにタイ人の日常生活の中で過ごせれば、言う事ありません。が、若い時は出来ても老人が「パックパッカ」のメッカのように言われている「カオサン=安宿街」では、とても生活出来ないでしょう。私は「辛い・臭いもの」大好きです。が、年寄りには刺激の強い食べ物になってきました。また歳をとるに従い小食になり、一人で数種類の物が食べられないのも問題です。訪タイ時に良く見掛けますが、スーパーやデパートの食品売り場で、日本人の老人(男性)が「豆腐や納豆」等日本食を買い物かごに入れています。たまには「日本食」も食べたいでしょう。が、もしこれが日常生活だったら・・・・・「何しにタイ国に」と思ってしまいます。

外国に居住するからには、当然「目的」が必要でしょう。問題は日常生活が、先ず自分なりに快適に出来るかどうか?が最大ポイントと思います。
追記
活動するための「足」も問題です。バンコク市内は公共交通機関があり、その沿線は兎も角も、年寄りが自分で自動車を運転して移動することは、困難でしょう。

Posted by: クン・ポー | August 30, 2006 at 11:50 PM

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