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December 25, 2006

№572 団塊の世代のロングステイ その3

    チェンマイのフルーツ屋台
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その3
・チェンマイでの過ごし方
 「タイ社会に対しては『お邪魔させてもらっている』という感謝の気持ちを持って滞在しています」とZさん。その根底には、20数年前ドイモイの時代のベトナムに滞在したことが原体験になっているといいます。

 普段は庭の手入れをしたり、ドライブに出かけたりと少しずつチェンマイの生活にも余裕が出てきて、Zさんは“男の料理”に取り組み始めました。奥さんのお得意が和食ならば、ご主人は「北タイで食べる南イタリア料理」を目指していらっしゃいます。
 実はお邪魔したこの日のランチに、美味しい南イタリア料理をご馳走になりました。「冷製リゾット」や「フレッシュトマトで和えた極細麺のスパゲッティ」など数品、どれも自ら腕を振るった本格的な料理ばかりです。とてもチェンマイに来てから始めたとは思えない味で、料理へのこだわりが窺える逸品でした。今後、ますます料理の腕を上げられるに違いありません。
 日本では、ほとんど厨房に立つことはありませんでした。仕事で忙しかった時には、できなかったことを何かやってみる、挑戦してみる、その具体的なものが“料理”だったという訳です。

 Zさんは、 “田舎暮らし”への憧れが強く、日本国内でも地方を回っては田舎暮らしの適地を探していました。結局いくつかの候補地の中からチェンマイを選択したのですが、チェンマイでの生活に余裕が出てきたら、より自給自足的な生活や心豊かな生活をしたいという思いを実現するために、さらに北方の町チェンダオでのロングステイも検討しているといいます。

 チェンマイでの付き合いは親しい友人に限定して、日本人社会とは適度の距離感を保って過ごしています。ロングステイのグループや団体にも参加していません。
 せっかく日本の人間関係から脱出してきたのに、チェンマイでも日本と同じような社会関係や人間関係に関わりたくないというのが正直な気持ちなのです。チェンマイの日本人社会は狭いので、例えば誰と誰とが食事をしていたというような話まで、すぐに広まってしまうといいます。 「日本人は『噂話と元の肩書き』なしでは、会話が成り立たないことが多いのですよ」とZさん。

つづく

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