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January 05, 2007

№580 沖縄 移住ツアー人気

    竹富島の美しい家並み
20051015_dscf0127

 06年12月28日の朝日新聞の記事からです。

 沖縄県に住んでみたいという県外からの移住希望者を対象とした「沖縄移住下見ツアー」が人気を集めている。南国の島に「楽園」のイメージを求める人々。
 しかし、極端に家賃が安いと思うなど、誤った期待を抱く人も目立つ。関係者からは「移住を望むなら現実をしっかり見つめて」という声も上がる。

 下見ツアーには、神奈川や大阪、名古屋から参加があった。米軍基地や海を見ながら一戸建て用の土地、マンション、介護付き有料老人ホームを貸し切りバスで回った。ツアーは、沖縄ブームを受けて、移住希望者が増えたことが背景。住みたいが沖縄をよく知らない人が多く参加しているという。
 企画したツアーセンターの與那覇社長は「移住者も地元に溶け込み、関わりをもって生きることが大切」と話す。「きちんと知識を得て、楽しく住んで欲しい」。

 沖縄県の統計によると、05年に県内に住民票を移転した人は2002人。98年から増加し続けているという。民間の「沖縄移住支援センター」の阿部代表によると、 「月10万円での生活」や楽園のイメージなどと、実情を勘違いしている人が多いという。「無料の一戸建てを空港周辺で」「那覇周辺で新築を3万円で」。こんな無理な問い合わせもある。
 阿部代表は「多くの人が間違った情報で訪れている。助け合いの精神は強いし、自然は豊かだが、美しい海を見慣れたら、残るのは低所得。お金を選ぶか、環境や県民性のゆとりを選ぶかだと思う」と話している。

 ツアーの参加者は20代の独身女性から、定年後の60代のシニア夫婦まで様々です。国内移住の人気ランキングでも沖縄は1位だったと思いますが、それでも正しい情報が行き渡っていないようです。海外に至ってはことさらでしょう。理想と現実とのギャップはどこにでもあるものですが、国内の移住についても例外ではありません。
 問題は沖縄に住んで何を求めるのか、何をしたいのかということに行き当たるのではないのでしょうか。記事でも言っているように、『美しい海を見慣れたら、残るのは低所得』というのでは、何のために沖縄に移り住んだのか分かりません。 「低所得でも自分の求める何か」が、そこにあるのかが大切なことなのです。
 またシニアにとっては、第二の人生を地元社会に溶け込んで暮らしていけるかが大きな課題と言えるでしょう。
   
つづく

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