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January 11, 2007

№584 07年 団塊の世代 定年を迎える その2

      天草灘の夕景
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その2
 全国各地の「団塊世代の争奪戦」はとっくに火ぶたが切られている。島根、北海道、秋田などなど。背景には農山村部の深刻な過疎化と高齢化がある。全国の就農者の半分以上が65歳以上で、主力は70代だ。

 都会で生活していた人が移り住んでくれることは、地方の人にとって大きな刺激にもなる。移住者が持つ都会の消費情報が、農産物の産地間競争を生き抜くヒントになるからだ。それが地方の再生・活性化につながってくる。
 幸い団塊の世代の田舎志向は非常に強い。都市住民対象のアンケートでは、4割の人が「定年後はふるさと暮らしをしたい」と答えた。
 しかし、都会育ちのサラリーマンが「晴耕雨読」の夢だけでゼロから農業を始めるのは非常に難しい。甘い気持ちを捨て、一流のプロ農家を目指す覚悟で準備し勉強することが必要だ。

 戦後の高度成長を担ってきた団塊の世代は今、田舎に移り住み、新たに地方の農業と日本の「食」の再生の担い手となることを期待されている。団塊の世代にはリタイアはないのかもしれない。

 現在、耕作が放棄されている農地は38万ヘクタール。中国・四国の全耕作地に匹敵するといいます。それほど農山村部では過疎化が進み、農業の担い手がいないのです。ましてや人口減少時代に入った日本社会です。そのため、地方それも農山村部の過疎化は、一層拍車がかかりそうです。日本を象徴する美しい里山の景色や自然も少なくなっていくのでしょうか。
 そこで脚光を浴びているのが、団塊の世代という訳です。人口減に悩む農村に中高年を移住させ、農業の復興と地方の再生を図ろうとする「団塊世代『100万人農村移住』大作戦」という国民運動もあるそうです。
 団塊の世代が、農業に限らず地域社会の主要なメンバーとして、地方を活性化させる一翼を担っていくことができるのなら、これから迎える超高齢化社会は、豊かで成熟した社会になると思うのですが。

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Comments

こんにちわ。囲碁・テニス好きの方で生活費の安い発展途上国への移住を考えておられる方を紹介していただけませんか。リタイア後の人生を一緒に楽しめたらと思います。・・・

Posted by: Ishi | January 22, 2007 at 11:40 AM

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