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January 18, 2007

№588 団塊の世代 次の生き方は?

 イサーン地方 ピマーイ遺跡の彫刻
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 朝日新聞の正月版の特集「個性輝く団塊」から、団塊の世代・約4万人(5141人回答)を対象に実施したアンケートの調査結果を紹介したいと思います。
 
 男女共学で平等を意識し、「全共闘」で政治に目覚め、「企業戦士」として高度成長を支えてきた団塊の世代は、第2の人生を前にどこに向かうのか? についてのアンケートです。

 最も興味深い項目は、「第2の人生で一番やりたいことは?」という質問に対する回答です。
第1位は「趣味に生きる」(30.8%)、第2位に「これまで通りに近い仕事を続ける」(18.3%)と、上位を占めています。
 これに「長旅に出る」(11.0%)、「社会貢献(NGO活動など)」(8.6%)、「海外移住または海外ロングステイ」(7.1%)、「田舎に引っ越す」(5.5%)と続きます。「長旅」「海外移住・海外ロングステイ」「田舎暮らし」が、予想以上に上位にランキングされていて、これらを合計すると、23.6%と約1/4近くにもなります。他の世代との比較はありませんが、団塊の世代の「旅行や移住など」への志向が強いことがよく分かります。

 一方、「最も腹を立てていることは?」との問には、 『年金問題』が多くあげられています。 
 「年金保険料を掛けさせるだけ掛けさせ、受給人口が増えるからと受給額を引き下げる」「団塊の世代は社会を牽引してきたのに、超高齢社会をもたらすお荷物のように見なされ我慢ならない」など、年金に対する不満や不安の声が一番多いといいます。
 定年後の生活費を考えた場合、年金だけでは暮らしていけないという『年金不安』が、「田舎暮らしやロングステイ」志向の背景にあるようです。現在のロングステイ志向も、将来の年金不安がその動機や理由のひとつになっているといわれていますが、団塊の世代を契機にして、その傾向はますます顕著になっていくと思われます。

 さて、あなたの次の生き方とは、「趣味に生きる」「就職でまだまだ仕事」「起業でまだまだ仕事」「地域コミュニティなどで社会貢献」「田舎暮らしやロングステイ」のどれを選択しますか?

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