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January 26, 2007

№593 チェンマイの「ロティ」屋台

    手際よく焼かれるロティ  
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 チェンマイで「ロティ」屋台を見つけました。夜になるとナイトバザール近くのアサヌーン市場の前で営業しているようです。小さな屋台には「ROTEE」の文字が書いてあり、イスラム衣装を身に纏った若い女性2人が、忙しそうにロティを焼いています。マレーシアに近いタイ南部には多くのイスラム教徒がいますが、タイ北部チェンマイにもイスラムの信者がいるんですね。

 ロティとは、マレー語でパンのことで、イスラム系のお好み焼きというかパンケーキのような食べ物です。こねた小麦粉を薄く広げて延ばしたものを、たっぷり目の油を引いた鉄板で焼いたものです。外側はパリパリしていますが、幾重にも層になった生地の中は、意外にしっとりした食感です。これにカレーを浸けながら食べるのが一般的なようです。
 以前シンガポールのインド人街で、同じような「ムルタバ」を食べたことがあります。これはロティの中に野菜や肉などの具を入れて焼いたものを「ムルタバ」と呼ぶようです。カレー味の効いた具が、美味しかった記憶があります。

 この屋台では、ロティの中にお好みのフルーツをトッピングして焼いていました。なかでも「バナナのスライスと卵」の組み合わせが、一番人気です。小麦粉の生地を調理台に叩きつけるようにして延ばし、手の先で生地を宙にくるくると回しながら、さらに薄く伸ばしていきます。ピザ生地を延ばしていくのに似ています。 薄くなった丸い生地を油を引いた鉄板で焼いていきます。これにバナナのスライスと溶き卵を乗せて、四角に折りたたんで焼き上げます。最後にコンデンスミルクをかけて出来上がりです。お代は20バーツ(約60円)。ここのロティは、日本の縁日に見かけるクレープのようなデザート系ですね。
 あっという間に、次々と焼き上がっていきます。その手際の良さにしばらく見入ってしまいました。焼いている姿が、ある意味パフォーマンスになっていて、どこからとなくお客さんが集まってきた途切れることがありません。あいにく夕食を終えて帰路に着く途中だったので買いませんでしたが、次回はおやつ代わりに食べてみたいものです。

 さて後日、福岡で毎年開催されているアジアマンスの屋台で、 「ロティ・チャナイとカレー」のセットを食べました。「ロティ・チャナイ」は、中身の入っていないロティのことで、インド料理のナンのようにカレーを浸けながら食べました。油を使っている割には、さほどシツコクなく、もちもちとしてそれだけ食べても結構いけます。

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Comments

クレープのようなお菓子は、ロティと言うんですね。
コンデンスミルクと同時にシロップをかけて、これでもかと言うほど甘いですね。何でも甘くするチェンマイ人はいずれ糖尿病間違いなしです。
最近は、とある市場で直径10cmほどのを焼いていて、毎日行列が出来てます。

Posted by: まったり | January 30, 2007 at 11:53 AM

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