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February 16, 2007

№606 日タイ修好 120周年

 アユタヤの日本人町跡の記念碑
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 今年は、1887年に日本とタイとの間に正式な外交関係が結ばれてから120年目に当たることから、 「日タイ修好120周年」になっています。タイでは干支の12年の倍数は特別な年と考えられることも重なって、特に祝賀されているようです。

 タイ国政府観光庁の広報誌「ムアンタイ」(第47号)に「日タイ修好120周年」の記事が紹介されています。
 タイと日本との交流の歴史は古く室町時代の1338年に遡り、足利義満の時に、シャムの船が1年間日本に滞在したという記録があるそうです。
 16世紀末には、豊臣秀吉が南蛮貿易を奨励し、1636年に鎖国令が出されるまでは、御朱印船が交易を担っていました。アユタヤには歴史的に有名な日本人町が形成され、最盛時には1500人もの日本人が居留し、あの山田長政がアユタヤ王朝の国王・ソンタムの信任を得て活躍したのもこの頃です。
 その後長い鎖国の時代を経て、1887年9月26日、ラマ5世チュラロンコーン国王の時、日タイ修好宣言が調印されました。以来、日タイ両国が長期的な友好関係を築いてきたことは、ご承知の通りです。また、日本とタイの皇室・王室の親密な関係も、両国の友好の絆になっています。

 「日タイ修好120周年」を記念して、今年は文化、芸術、科学、スポーツなど幅広い分野で記念イベント等が開催されるようです。すでに1月16日、バンコクにおいて開幕式典が催され、2月27日には東京でも式典行事が行われる予定です。

 タイの日本公館のHPによると、2005年時点で在留届を提出している現地在留日本人は約36300人。前年度比、約4千人増。世界の国別在留邦人数では第7位です。内訳は民間企業関係者が約8割。残りは自由業関係者1150人、学生1500人、永住者750人など。一方で在留届を出していない日本人も多く、長期滞在者は7万人・10万人とも。また、タイへの日本人渡航者数(観光客)も約120万人にも上っています。

 昨年9月の軍部によるクーデターや、年末のバンコクでの爆弾テロなど、このところの不安定な政情や治安が気になるところですが、修好120周年を機に、日タイ両国の友好と交流がさらに発展することを切に期待するものです。

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Tracked on February 16, 2007 02:08 PM

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