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March 15, 2007

№623 ロングステイから見たシェムリアップ その3

   マーケットに並ぶ新鮮野菜
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その3
 重要なビザについてです。カンボジアに入国するには、短期間であってもビザが必要です。基本的に観光ビザ(T)と業務「ビジネスビザ」(E)の2種類。ビザは発給日より3ヶ月間有効で、1回に限り入国日より1ヶ月間の滞在が可能です。出国し再度入国する場合は、改めてビザを取得しないといけません。ただし観光ビザは1回だけ延長が可能です。プノンペンにある入国管理局国家警察で手続きをすると、さらに1ヶ月間の延長が認められます。(カンボジア大使館のHPを参照)
 仕事や業務でない限り、観光ビザを申請します。事前に日本で取得できますが、入国の際に空港や国境でもその場で申請してビザの許可がおります。写真を2枚用意して、飛行機の機内で配布される申請用紙に記入すればOKです。手続きも難しくありませんし、待ち時間も10分ほどです。日本の旅行社などに依頼するよりも費用も安く済みます。観光ビザの申請料は20米ドル。
 カンボジアにはタイやマレーシアのようなロングステイ用のビザはありません。したがって観光ビザの延長をしても最大2ヶ月ということになります。ビザの面でも長期滞在に適しているとは言いにくいですね。さらに滞在したい場合は、一旦出国して再入国ということになりますが、その都度20米ドルが必要になります。
 
 今度は生活環境の面です。
 シェムリアップの街を歩けばすぐ気づくのですが、国道6号線の歩道や一歩入った道路は赤土の未舗装路です。赤土は細かな粒子で車が通ると赤い土埃となって舞い上がるため、道路に面した木々や家は赤く染まっています。家の窓は開けられないし、洗濯物も道路近くには干せないでしょう。それに目や喉も気になりますね。またコロニアルスタイルの街の印象は汚い感じはしないのですが、道路脇や歩道にはゴミが散乱しています。
 飲料水は、もちろんミネラルウォーターを飲むことになりますが、必ずしも上水道が整備されているとは言えないようです。一般のカンボジア人は井戸水を沸騰させて飲用しているとのこと。ホテルではお風呂やトイレの水は心配要りませんが、一戸建てとなるとどうなのでしょう? 
 それから停電もしばしばです。滞在中、一晩に3,4回も停電しました。幸い短時間で復旧しましたが、パソコンなんか使っているともう大変ですね。長時間だと冷蔵庫の食料品も心配です。

 このようにロングステイの条件としてマイナス面のことを書きましたが、悪い点ばかりではありません。
 まず人が優しい。素朴で素敵な笑顔で接してくれました。そしてカンボジア料理が美味しいのも見逃せない点です。基本的にタイ料理系なのですが、タイ料理ほど辛くありません。やや甘口の味付けで日本人に合っています。マーケットの食材も豊富で、近くのトンレサップ湖で採れた魚介類も並んでいて物価も安い。
 メータータクシーは走っていませんが、トゥクトゥクやバイクタクシーで手軽に移動できます。慣れると風を受けて快適な交通手段ですね。
 また郊外を走ると、アジアの原風景といった景色が広がっています。ゆっくり、まったりアジア好きな方は、はまってしまうかもしれません。

 はじめてのシェムリアップ訪問で、僅かなことしか分かっていません。提供できる情報はこの程度ですが、発展途上の街ですので、これから少しずつ社会インフラが整備されると思います。一度アンコールワット観光を兼ねて、シェムリアップの街を自分の目で確かめてはいかがでしょう。

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Comments

シエムリアップの地理上の致命的な点は、タイ国境からシエムリアップまでの、わずか170kmの道路が舗装されていないことでしょう。
プノンペンとシエムリアップ間は、舗装が進んで、移動時間がかなり短縮されました。
バンコク⇔シエムリアップ間の航空運賃の低減化も大きな課題ですが、まずは道路交通の改善が急務です。
舗装すれば、タイ国境からシエムリアップまでは2時間強で移動できるようになり、人の移動・物流が画期的に変革されます。

シエムリアップには、ゴルフ場ができたそうですが、料金は100US$以上するのではないでしょうか?
あくまで、バリ島のゴルフ場と同じで、短期観光客向けのもので、ロングステイヤー向けではありません。
ロングステイヤー向けなら、40$以下でプレーできないと意味がないでしょう。

タイのビザ規制が厳しくなったので、一時避難的にシエムリアップが使われることがあっても、真のロングステイ地として機能するには、まだ20年以上の時間が必要でしょう。

Posted by: City | March 19, 2007 at 02:20 PM

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